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映画日記-「龍三と七人の子分たち」(30/980)

2016-05-29 23:53:54 | 映画
映画日記-「龍三と七人の子分たち」(2015年)を観ました。


元ヤクザの幹部だった龍三(藤竜也)は、普通に堅実なサラリーマンをしている息子の龍平(勝村政信)から疎まれながら隠遁生活を送っていた。
ある日、オレオレ詐欺の電話を受けた龍三は金を用意して詐欺師に渡す寸前であったところ、昔のヤクザ仲間のマサ(近藤正臣)の機転でそれを切り抜ける。
マサと意気投合した龍三は、かつての仲間たちに声を掛けて再会の杯を交わし、一龍会と称して再びヤクザを結成する。
かつてのオレオレ詐欺の元締めが暴走族上がりの京浜連合であると知った彼らは、極道にもとる彼らの行動を戒めようと立ち上がる。

北野武監督作品です。
極道ものですが、一連のバイオレンスのテイストではなく、一線を退いた老人達が再びヤクザとして立ち上がる、コミカルタッチな仕上がりになっています。
ベンツに乗った京浜連合の幹部をバスで追いかけるカーチェイスなどは、ハリウッド系のアクション映画さながらに出店を壊して回りますが、ベンツvsバスという構図がこれをコミカルに仕上げています。
他にも抱腹絶倒のシーンが多数あります。

さすがにヤクザはまずいと思いますが、こんな気ままなジジイになってみたいものだと思います。

一龍会の面々には中尾彬、品川徹、小野寺昭といったドラマ界の重鎮が勢ぞろい。
京浜連合のヘッドには安田顕。
そして刑事役にビートたけしが出演。


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