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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

映画日記-ファイヤーフォックス(48/315)

2010-05-29 21:57:54 | 映画
2010年48本目、映画日記315本目

映画「ファイヤーフォックス」(原題"Firefox", 1982年)を観ました。

冷戦時代。念じるだけで操縦できる新型戦闘機ファイヤーフォックスの開発にソ連が成功したとの報が入る。
手で操縦するよりも反応が早いとされる戦闘機が実用化されれば、東西の均衡が崩れる恐れがあり、これを盗み出す計画が始まった。
白羽の矢が立ったのは退役軍人のミッチェル・グラント(クリント・イーストウッド)。優秀なパイロットだったがベトナム戦争で心に傷を負い、隠遁生活を送っていた。
アメリカ軍はミッチェルをロシアに潜入させ、多くの内部協力者の協力を得て戦闘機を盗み出そうとする。

こちらもクリント・イーストウッド監督・主演作品。

こちらも、クリント・イーストウッドがやりすぎない演出が光っています。
特にソ連に潜入した後のミッチェルは、陸に上がったカッパ同然。尾行におびえ、ちょっとハードなKGBの尋問を受けただけでパニックになってしまったり、と工作員をあきれさせる。
この辺が、スタローン映画やセガール映画と違う、イーストウッド映画のよいところ。
逆に戦闘機を盗み出した後の生き生きした表情と沈着冷静に対処する姿勢が対照的でした。餅屋は餅屋、でしょうか。

自らの命と引き換えに、成功確率も非常に低いファイヤーフォックスの盗み出し計画遂行に挑む工作員や協力者たち。東西冷戦がまだ現実だった時代です。

ブレジネフと思しき書記長がそっくりなのも面白かったです。
しかし、それからわずか10年でまさかソ連そのものが崩壊してしまうとは、当時映画を撮っていた人たちは誰ひとり予想もしなかったでしょうね。

そういえば、私が普段使っているブラウザはFirefoxでした。あまり関係有りませんが。


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