映画日記-「ダイ・ファイティング」(14/1162)

映画日記-「ダイ・ファイティング」（原題"Die Fighting", 2014年）を観ました。

アクション俳優のファビアン・ガルシア（本人）はアクションチームの仲間とともに誕生日パーティを迎えていた。プレゼントの中に差出人不明のものがあり、空けてみると「成功の代償」と題名が書かれたカチンコが入っていた。
翌日、仲間とともにLAの街を歩いていた彼のもとに謎の人物から電話が入る。その電話は、彼の妻を誘拐したことが伝えられ、妻の命が惜しければ指示通りにすることを告げられる。
最初の指示は、その場に到着する現金輸送車を仲間とともに襲え、というものだった。

ハリウッド進出を目指す若手アクション俳優が、誘拐された妻を救うために指示によって犯罪を犯し、街のならず者たちと戦うというアクション映画です。
なかなかおもしろい設定ではありますが、映画の中で本人のセリフにもあるように、同じような暴力シーンばかりで少々飽きる、というのは確かに真実です。
そもそもアクション俳優というものは、ヤラれ役の相手俳優もそれなりの技量があってお互いの間合いを取りながら戦うシーンを作っていくものなので、打ち合わせも何もない荒くれ者相手にアクションは成り立たないはずです。
最後のどんでん返しは面白かったものの、まあちょっと俺様的映画でしたか。