映画日記-「アウトバーン」(49/1096)

映画日記-「アウトバーン」（原題"Collide", 2016年）を観ました。

アメリカ人のケイシー（ニコラス・ホルト）は、ドイツのケルンで麻薬密売人のゲラン（ベン・キングズレー）の下でヤバい仕事に手を染めていたが、酒場で出会ったアメリカ人の女性ジュリエット（フェリシティ・ジョーンズ）と恋に落ち、足を洗うことを決意する。
しかし、ジュリエットには重い腎臓病があり、命を救うには高額な医療費で臓器移植をするしかないことが判明する。彼女の命を救うためにケイシーは再びゲランを訪ねて高額報酬と引き換えに再びヤバい仕事を引き受ける。その仕事は、ゲランの麻薬密売の「事業パートナー」であり、表向き巨大物流企業の社長ハーゲン・カール（アンソニー・ホプキンス）の元から、密売トラックを盗み出すことを言い渡される。

ドイツの高速道路アウトバーンを舞台に、様々なドイツ高級車の派手なカーアクションを繰り広げる映画です。
ストーリー自体は陳腐で、まあよくある話ですが、アクションはなかなかよく撮れています。

ニコラス・ホルト「X-MEN: フューチャー&パスト」などX-MENの新シリーズでビースト役に出演。
フェリシティ・ジョーンズは、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の主演でした。
こんな陳腐な映画ながら、ベン・キングズレーやアンソニー・ホプキンスといった重鎮を配置して、高級車も惜しげもなく投入し、予算はどうなっているのだろうと心配せざるを得ません。