世界遺産大峯奥駆道を歩く その2

世界文化遺産大峯奥駆道を歩いた記録です。

世界遺産大嶺奥駈道八剣山へ大山蓮華を見に出かけたが まだ蕾でした。 2016年6月14日 その3

2016-06-16 15:14:20 | 世界文化遺産大峯奥駈道を歩く
その3 奥駈縦走の若者を見送り、八剣山から引き返す
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八剣山到着です。世界遺産大峯奥駈道のサミット、標高1915メートルです。
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予定ではもう少し先へ歩いて行き、次のピークの明星ヶ岳で昼食の予定でした。
しかしこの雲の中を歩いていっても 何も見えず どうしようか迷っていたら
屈強な体格をした若者がやってきて 暫く彼とお話していると 彼は奥駈縦走中とのことでした。
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彼は 昨日の朝吉野の奥千本をスタートして、行者還り岳直下の山小屋で宿泊し、今日は
この先の楊子の宿で泊り 明日は行仙宿か平治宿で泊り、最後の夜は玉置山で野宿、
次の日に一気に本宮大社へ向う予定だそうです。
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通常7泊8日のコースを4泊5日で歩きぬける予定なので 凄い体力です。
ただ彼は釈迦ヶ岳より南の 南奥駈は歩いた事が無いというので 太古の辻から南の
南奥駈の水場、テント場、それに道間違いを起こしやすいポイントなど30分以上かけて
説明しました。そして明星へ向かう途中で御別れして彼は雲の中へ消えていきました。
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私はここから引き返して 弥山小屋付近でお昼ご飯を食べる事にしました。
雲が多くて弥山方向は何も見えません。
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歩いているうちに突然雲が流れ出して 周りの山が少し見えるようになりました。
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あるいていると弥山が 少し見えてきました。
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やれやれ 弥山小屋が見えてきました。
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小屋の前のテーブルで昼食です。時刻は午後2時を回っています。歩き出して5時間です。
途中歩きながら御握りを一つ食べましたが 腹ペコです。
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食後弥山へ登ってみました。
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雲はかなり取れて先ほどまで居た八剣山が良く見えますが、その右奥の明星ヶ岳は微かに見えるだけです。
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国見八方広場へ行ってみることにしました。
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残念ながらこちらの方向は雲に巻かれて 何も見えません。
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頭上は少し青空が出ているのに 周りの雲は取れないので もうここらで 引き上げる事にしました。
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時刻はもう3時前です。さあ急ごう。帰路もかなりの長丁場です。
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急いであるいていると 時々雲の切れ目から帰路のアップダウンが見えています。
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あの右奥の山も越えていきます。
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帰路の左手には 晴れていれば行者還り岳が見えるはずなのですが、雲の中です。
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順調にアップダウンを繰り返して飛ばして行きます。
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あの左奥の山は行者還りのはずなのですが。
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雲の中に頭を突っ込んだ弥山が左手に見えてきました。一の峠はもうすぐです。
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分岐が見えてきました。
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やれやれ一の峠分岐点です。弥山から飛ばして2時間強できました。
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下り道は急斜面なので 滑らないように慎重に降ります。滑落したら元も子もありません。
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やれやれ トンネル東口に無事帰還しました。9時にスタートして もう5時過ぎです。
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歩いた記録です。
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高度と距離の記録です。
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国有林に勝手に縄張りをして、強制的にお金を取る天川村の根性が気に入らないので
私はいつもトンネル東口に駐車しますが もし1000円払って西口に停めて登れば時間的に1時間くらい短縮出来る
かと思われます。

数年前 突然バリケードをして 村人がお金を取るようになった以前は私も含めて 
いつも西口に 沢山の車が無料で停めて 登山していましたから。

トンネル東口からは 行者還り岳方面への山歩きが便利です。

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コメント
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