美幌高校ラグビー部応援記

花園出場をめざし、練習に励む北海道立美幌高校ラグビー部の奮闘ぶりを紹介

芦別戦・1年生

2008-07-01 22:27:05 | Weblog
「何か」をつかむ。
「美幌ラグビー祭」での芦別戦後半を振り返ります。
両チーム、1年生を主体にした編成。美高は3―2(トライ数)で勝ちました。
この試合で、「何か」をつかんだ1年生は多いのではないでしょうか。


後半30分でトライ数は3本。まずまずの内容でした。
目立った選手は、FWの佐々木選手。テクニック論の前に、声が出ていました。
前日の芦別高との練習試合でも、声の大きさはひときわ目立っていました。
佐々木選手は小学生のころから知っていますが、あれだけ大きな声を出してプレーする姿は初めて見たような気がしました。
声の大きさは、佐々木選手の「自信」と比例するのではと、勝手に思っています。

期待の新人・高橋選手もいい動きでした。
初めて経験するポジションSHも慣れてきたように感じました。
局面においてのランやキックなど、思い切りのいいプレースタイルも、彼の長所です。
高校ラグビーに触れ、3ヵ月ほどが経ちました。
スピード、パワー、ゲーム運びなど、多くの収穫があったはず。芦別戦でも「何か」をつかんだはず。
1年生のリーダ-としても、今後の成長に期待がかかります。

芦別戦において、1年生主体チームの全体の印象は「高校ラグビーになってきているな」です。
アタック、ディフェンスとも「理論的」になってきたように思います。
当然、2・3年生と比べるとまだまだですが、「自分の役割」を理解してゲームに臨んでいる、という印象を強く受けました。
試合後、1年生の一人は「自分のタックルが芦別の3年生にも通用するときがあった。春合宿の時より、芦別との差は縮まっている」と言っていました。
頼もしい限りです。期待しています。


~名言集~
頸部損傷でピッチを離れざるを得ない状況になって―
「取り上げられて初めて、自分にとってラグビーがどれだけ大切か気付くんだ。
ラグビーに対する感謝の気持ちを、ふたたび取り戻させてくれた」
スカルク・バーガー「南ア代表/FL」

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