猫の目日和

気の向くままにぐるぐると。猫の目次第。

PC故障。トホホな秋。

2006-09-30 | いろいろ

自宅PCが故障。

立ち上がるが(えらく時間かかるけど)、そこから進まない。

ちょっと前から、HDDのあたりで変な音がしてた。遅かったり。でも何とか動いていたから、だましだまし使っていた。が、たまにOE開けなかったりIEのURLが見当たらないなんてメッセージ出たりで、これはっ!危機!? 必要なメールとかデータとか、最低限のものは順次他のメモリへ落としてはいた。

そのうち、いきなり画面が青一色になり「Hard Error」がたまに出るようになって・・・。

外部メモリ認識しなくなり、保存もままならないうちに昨日、とうとうどのファイルも開けなくなった。・・・まだ、2年ほど前の旅行の写真が残っている・・・(TT)

会社のPC、規制がかかってブログ開けない。

しばらく投稿のみです・・・。とほほ。どうしよう。お買い物も出来ない。

いやいや、PC修理が先決。データ取出しできるところ伊東にあるんだろうか?いくらかかるのか??どのくらい時間かかるのか???これから結婚式やら(あ、私じゃないです)観劇やら同期会やら旅行やらで、出費の嵐の秋なのにぃ~。連絡だって取らなきゃならないのにぃ~~。いろいろ作るものもあるのにぃ~~~。

涙。


『明日の神話』 岡本太郎さん

2006-09-24 | いろいろ

『ほぼ日刊イトイ新聞』のサイトに、というか販売品に「TARO MONEY」というものがある。

岡本太郎さんを初めて知ったのは、大阪万博の「太陽の塔」でだった。美術、特に絵を見ること書くこと、大好きだった私は、その後岡本太郎さんの作品を知るにつれ、その色使いその構成その他すべてに衝撃と感動を持つようになっていた。が、それもいつしかうすれ。イトイ新聞の中で文字を見かけても、かつてのように興味の対象には浮かび上がってこなかった。

あるときテレビで、チャンネルをぐるぐる・・・じゃないね、パチパチ?してたとき、偶然岡本太郎作『明日の神話』という壁画の発見から輸送、修復にいたる特別番組に行き当たり・・・。おもわず魅入ってしまったが、用事か何か手が離せず途中のみだったこともあって記憶に残っただけだった。

『ほぼ日手帳2007』申し込みから「TARO MONEY」を発見し、ああそういえばと、あらためてそのプロジェクトについてじっくりと読んだ。壁画は、PCの画面からは小さな絵でしか見ることができない。が・・・

なんという絵だろう。なんという・・・。

心が震えるとは、こういうことか。

8月中に東京行って見てくればよかった。

今は設置場所が決まるまで保管されている。「TARO MONEY」の販売利益は、保管料にあてられるという。これは、と思い手帳と共に購入(寄付になるのかな)した。

「踊らされている」等々批判も見るが、あの絵がすばらしいことは確か。「再び公開され、実物をこの目で見たい。いろいろな人に見てもらいたい。」その気持ちだけ。少しでもそれに近づければお手伝いできればと思っての購入。その日が待ち遠しい。


手帳のこと。

2006-09-24 | いろいろ

文房具売り場にも、そろそろ来年のカレンダーや手帳が並び始めている。まだ半袖着ているっていうのに、気の早い話・・・年々早くなっているような?

今年2006年は、ほぼ日手帳を使っている。

一昨年、「組!」から行き当たったページが「『新選組!』withほぼ日テレビガイド」で、糸井重里さんのHP「ほぼ日刊イトイ新聞」を知り、手帳の存在を知った。赤い革に一目ぼれ。その構造も、もう「こうだったら」というもので。

が、価格が高いし、文庫サイズって大きそうだし、1日1ページってどう?書くことあるか?それに2006年のものはいつものものをすでに申し込み済みであったことから躊躇・・・逡巡・・・の間にもう締め切りとなってしまって。

としあえずメルマガ登録して、翌年まで待つ!1年考える!みたいな。

いままでクレジットカード会社NICOSのオリジナル女性手帳を使ってきた。名前を入れてもらえて、スリムサイズで見開き1週間で、いろいろ使いやすかった。ず~っと何年も使ってきて、“同じものでそろっている”というちょっとした自己満足感というか、そういう感覚もあって毎年これに決めていた。ただ、色が・・・紺がなくなってなんというか好みでない色に。風水なんて別にいいし。それからはちょっと不満気味だった。

色のほかにもうひとつ、大問題が。伊豆急行線使うものにとっては、時刻表は必須。期が変わるごとに駅でもらっている。で、その大きさが・・・・。折り目で折るとこの手帳からはみ出す。縦のサイズが手帳の表紙裏のポケットに入らない。挟んでおけばいいのだけどね、それだと抜けてしまってバックの中で行方不明になることもしばしばで。幅に合わせて折り、ポケットサイズに上下を切っていたわたくしです。

愛用4色ボールペンも無理やり入れて・・・。(ペン刺しにぐりぐり。伸ばして伸ばして・・・)

が、なんといっても私には定番だった。価格も理由。

システム手帳は論外。一時使ったときもある。え~と、ミスドのスケジュ~ルン。原田治さん好きで、システム手帳になる前にもポイント集めてもらっていたけど日常持ちはNICOSのものだった。システム手帳になって使ってみたけど・・・リングが邪魔でかさばって。かわいいんだけどね。

で、1年。

満を持しての2006年版購入。(残念なことに赤革はなくてがっくり涙。翌年に期待・・・って、そう、もう次の年も見る前から決めちゃっていたりして)

届いた本体を見て、厚い。重いです。わかっていたことなんだけど。やはり持ち歩くにはちょっと・・・。だから家で書いてる。日記とまではいかないけど、イベントや買い物や、外食のこと。レシートやショップカード張ったり、いろいろいろいろ。これがなかなか楽しい作業。ナイロンにカバーオンカバーかけてきっと恥ずかしくて持ち歩けないような写真とか堂々と入れて(山本さんとか・・・うん。)。

では、持ち歩く手帳は?そう、カバーが優れもの。ハンディピック等の薄い一ヶ月見開きのものと、無印の文庫サイズのノート組み合わせて。おまけのメモ帳も差し込んで。持ち歩いてちょこちょこメモるには十分。うちに帰って本体へ書くのが楽しい作業。まあ、あるときは反省しながら・・・ね~。しかし、なんといっても

伊豆急の時刻表が入る!

バックの中で開かない!

愛用「クリップ‐オン マルチ」がストレスなく入る!

文庫本挟んじゃえばちょっとのお出かけ時にもバックの中はすっきり大満足。旅行のときも、これまた大活躍。旅行用のメモ帳、地図、レシート、チケット。その旅行用セットでまとめて持ち歩き。函館旅行では申し分のない働きっぷりだった。ナイロン色違いで複数買って大正解だった。今まで持った手帳がすべて吹っ飛んじゃうような、とにかく私にとってはBESTなもので。(え~と、正確にはカスタマイズした使用で、ってことかしらん?)

そんなこんなのうちに今年も2007年版の購入申し込みが始まった。早速注文。ナイロンはまだまだ使えるし2007年版に気に入った色もないので、今度は革。念願の赤革あるし。ああ、ダークブラウンも捨てがたい・・・う~ん、ブルーブラックもいい色・・・。う~ん・・・。


蕎麦二枚

2006-09-18 | 伊豆高原から伊豆をぐるぐる

修善寺までお蕎麦を食べに。

修善寺温泉は何年ぶりだろう・・・。修善寺駅辺り~天城は幾度となく通っているが、温泉街はほんとに久しぶり。伊東温泉よりも歩いている観光客が多くて、そしてまた散策路等整備もされていて、ちょっと感心。

朴念仁」。行きたくて、でもなかなか行けなかったお店。雨の平日のお昼、並ぶこともなく窓際の席へ。雨の竹林がいい感じ。

家人は「天せいろ蕎麦」、私は「辛味おろし蕎麦」。

10割の蕎麦というと、ちょっと太めで硬いというイメージがあるが、ここのは細くて細くて弾力もあって。これで10割!?つゆは好みではなかったが(薄口でちょっと鰹が強い?)家人の桜海老のかき揚げ(これ美味!由比の生桜海老のかき揚げです)を掠め取り辛味大根とからめて一緒にすすると、これまた・・・。ネギがつかないのも蕎麦の味が引き立って○。窓からの景色も○。

ごちそう様でした。うわさにたがわず美味しいお蕎麦(麺)。

が、量が少ない・・・・。少ない・・・。少ない・・・・。

なので、万が一お休みだったらここへ行こうと決めていたお店へ“はしご蕎麦”。

独鈷そば大戸」。

ざるを注文。たっぷりのつるつるのお蕎麦(これまたたっぷりの海苔は、いらないな~)。つゆと、とろろと二味、自分でわさびをおろしながら楽しめる。

朴念仁さんとは一線を画す、なんというか「田舎の親戚で食べるお蕎麦」の感じ。いい意味でね。野菜の煮物やおひたしも付いて、ああ、修善寺だね~って感じ。朴念仁さんとは別物。どちらがどうとは比べられない。これはこれで、美味しかった。

おひたしはモロヘイヤ。カボチャの煮物、皮付きの里芋、トマト。しみじみ。

量が多くて、おなかいっぱい。ご馳走様でした。

どちらも禁煙。よしよし。

「大戸」さんでのこと。私たちに遅れて若いアベック(←死語?)が隣の席に。20代半ばくらいの落ち着いた二人。付いてきた里芋を女の子がつついて、一言。

「・・・ライチ?」

時が止まる。蕎麦を持った箸が空中でとまる。「食品見本」実演。・・・と、ま、まあ、びっくりはしたけどもう少し大人だろう男性が教えるだろと思って、気を取り直してすすっていると、

「なんだろう?どうやって食べるんだろ?皮なの?むくの?」

あわや「蕎麦逆噴射事件@修善寺」。

は~・・・なんとか心おちつけて、でもやっぱりドキドキしながら、蕎麦食べながら横目でそおっと観察してると、二人してこねくり回して、皮をむいて(一安心)ちょっと食べて・・・

「食べたことある。・・・とろろ?」

とろろはこっちじゃ!蕎麦つけて食べただろが!

思わず星一徹になるところだった。

わざと「焼き(@いかばた)食べたいね。里芋にお醤油付け焼きしてわさびでね~」などと、さりげなく聞こえるように話したりしてヒント出してみたり・・・でも最後まで・・・?だったような・・・。大丈夫か?日本の若者。日本の教育。日本の未来。食育は必須だわっっ。

帰りは道の駅「天城越え」でちょっとお買い物して(「竹の子かあさんの店」⇒ほんとの地元の手作り品!こういうものを食べることが、大事。そうすれば里芋もわかる子に育~つ!)河津を廻り帰宅。

日本の未来への不安を感じつつ、修善寺温泉の情緒にひたった一日。


タワー・オブ・テラー@TDS その2

2006-09-10 | お出かけ~見たり食べたり遊んだり

いや~、今思い出しても・・・なんと気持ちよく叫べたアトラクションだったろうか、と。

歓声上げることあっても、瞬間叫ぶことあっても、あれだけ声出し続けられたものはなかったな。まあ、ほんとに怖いときには声って出ないものだから、ね、楽しい安心できる怖さ。

今回は東京へ行ったついでのTDS。4時頃まで用事があって、そのあと。前回書いたとおり、タワー・オブ・テラーに乗りに。どこよりも素敵な夜景を楽しみながら。

夜景とショーを楽しみにだけ行ったことも。贅沢な大人の夜。

家人の勤め先にもTDRフリークがいて、新しいアトラクションはいつも先を越されて、自慢が悔しかった様子・・・。本人は言わないけど、今回はだから!家人の案。私はも少し落ち着いたらでいいと思っていたんだけど、センター・オブ・ジ・アースでだまされた経験があって、とにかく先に乗って秘密めかして話したかったらしい。しつこく聞かれたらしいけど、「詳細は言わず、HP見て背景知って行ったほうが楽しめるとだけ言った」。今は情報がいっぱいあるから、秘密も難しいけどね~。まあ、体験してみないと、あれは、ね。たしかに、ストーリーは頭に入れていったほうが正解。楽しめる。

TDR、特にTDSのすごいところ。アトラクションひとつにあんなお話作っちゃうんだもの。そして、ディズニーのキャラクター全然出ないのに、ディズニー。「ここ」はそういう世界。

ディズニーで育っている世代。ティンカー・ベルの魔法でカーテンが開くとお城が出てきて、ウォルト・ディズニー氏が今日のお話を説明してくれて(子供心にも最初は、口ひげ生やした、うさんくさいおっさんだった)。マンガはモチロンだけど、秀逸だった自然もの。動物あり昆虫あり。あれ?昆虫あったっけ?まあとにかく、動物ドキュメンタリものも夢中になってみたものだった。もちろんミッキーなんてでてこない。でも、「ディズニー」だった。

USJにも行ったことあると言うと、「どっちがおもしろい?」とよく聞かれる。

TDRは夢の国。現実ではないどこか。ゲートくぐったとたん別世界。ミッキーは着ぐるみってこと誰だって知っている。でも、「ミッキーはミッキー」であって、「本物」

USJは映画好きの私にはストリートパフォーマンスなんか最高に楽しめる。ブルース・ブラザーズなんかそっくりで、涙が出そうだった。でも、「偽者」。ベルーシ本人じゃないしエイクロイドだって違う。現実のニセモノの世界。ニセモノを楽しみに行くところ。

「ミッキー・マウス」は「本物」なの。

TDRは「本物」の世界なの。

・・・字面見るとなんだかちょっと。でも、そう話すとみんなわかる。

さあ、次はたぶんクリスマス。これは毎年恒例。子供ならみな夢見ていたクリスマスがここにある。特にTDL。日本中探してもこれほど「クリスマス」ってところはない。年とともに涙腺が弱くなってきた私。ワールドバザールへ入ったとたん、じわ~っときてしまうのよね・・・。さ、計画計画。