猫の目日和

気の向くままにぐるぐると。猫の目次第。

「桜坂茶房 茶茶」でまったりお昼ご飯。

2006-05-05 | 伊豆高原から伊豆をぐるぐる

前々から気になっていた「桜坂茶房 茶茶」。うちから歩いて5分くらい?伊豆高原桜並木「野坂オートマタ美術館」近く、同じ側にある。わりと遅くまで明かりがついていたりもする(といってもこの辺りでの遅い時間・・・8時頃)から通るたびに眼には入っていた。が、義姉から「京風の甘味喫茶。軽い食事、ちょこちょこいろいろのっていて食材もこだわっているみたい」と聞いていたイメージから、そのお料理には興味はあっても甘味喫茶系ということであまり食指も動かず・・・だった。

連休中ながら家人が休みを取れたので、お昼どこか行こうという話になり、こちらも気になっていた「さくら」へ。が、予約でいっぱいで・・・。(近いうちにリベンジ!)

行ったことのないところで、しかも今日は和の気分♪

といろいろ考えて、「桜坂茶房 茶茶」に。お昼だから、軽くてOKだったし万一外れても取り返しがきく(!?)からね~と。

2時過ぎていたけど5つあるテーブル席満席(その後も私たちが帰るまで、まさに入れ替わり立ち代りという言葉どおりタイミングよく?埋まっていた)。店内はいい雰囲気の古民家。窓際の掘りごたつテーブルでは茶釜が湯気を立てていて・・・すいていたらゆっくり時間が過ぎていくだろう店内。さすがに連休中、今日はずっと満席状態で5名いらしたスタッフの方々ちょっとばたばた状態?

やはり喫茶メニューが主だったけど(日本茶を主に。お団子とかパフェとかあんみつとかいろいろ。コーヒー類も)、食事もご飯ものと麺ものいろいろあり、それぞれ副菜の量で2種。単品でもあり。手まり寿司もあった。私が薬膳粥のセット(高いほうで3000円)、家人が稲庭うどんのセット(やはり高いほう2500円。せっかくだからね)。お茶と一緒に出てきたお菓子をかじりながら待つことしばし。

薬膳粥と稲庭うどんのほかは同じものがセット。「京風」と聞いていたが、違う。何風とか、そういう括りはなく、食材を生かした最低限の味付け・調理がされていて、しみじみ美味しいなという感じ。薬膳粥とのセットは風邪気味(のどが痛い・・・マイコプラズマかっ!?)の私にはありがたいものだった。

小鉢はそれぞれ温泉卵・こんにゃくの中華風(?中華くらげのような味)・ひじきのポン酢和え・黒豆。大皿にはいろいろ・・・それぞれの本来の味を生かしたお料理が。小鯛の酢漬け・ゆでほうれん草(だし醤油で味付け)・さといも煮(ちょっと甘めの味で)・(たぶん)ノビルに味噌・こんにゃく酢味噌かけ・筍硬いところを薄味に煮て一味かけて・蕗も薄くだしで・筍穂先と絹さや、にんじん・しば漬けとわさびの花の酢漬け・クコの実。ゆでられすぎることなく歯ごたえがあり滋味感じる野菜類。で、薬膳粥は、猫舌の私にはありがたい温度だったが、普通の方はちょっと冷めかけ?と感じるかも?内容は松の実やクコの実がたっぷり。野菜類もたっぷり。ああ、なんだか体がリセットされるような、そんな感じ。痛いのどもなんなく通っていく。

毎日はさすがに・・・だけど、たまにはいいなと思う。いや、副菜は、それこそこれで日本酒があったら大満足だわね~という感じで・・・(おっと、メニューに日本酒が。夜ゆっくり来ようか、と話してみたり。)

デザートは、今日はコラーゲン入りの杏仁豆腐・苺(紅ほっぺ。でかい!)・干菓子数種。それと抹茶

お昼に3000円はちょっと高いな~とは思うけど、満足満足でした。ごちそうさま。今度は歩いてうかがいます。お酒もちょっぴり、ね。