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脳もいい天気

小中高生の勉強基地Y's 廿日市市佐方2丁目。
文系女性・理系男性のベテランが各1名。
がんばるぞっ!!

そもそも

2019年11月09日 | サイクリング
共通テストの民間英語試験に待ったがかかりました。
私が学生の頃共通一次試験が始まり、共通に何かやることが当たり前になっていますが、
そもそもなぜ多くの大学が共通のテストを受けさせるのでしょうか。
「うちの大学に来てほしい生徒」ってよく聞くけど、テストは共通でいいんだ?!

おわかりかと思うが、大手予備校は共通テストのおかげで儲かっているのです。
儲かるようにするために共通テストをしようと政府に圧力をかけたと思うのが普通ではないでしょうか。
ニュースをぼーっと見て、新しいことを知っているだけではだめで、そのニュースが意味することを
考えてみたほうが、公立高校の校長会の何人のように、悪いことは悪いと言ったほうが世の中はよくなるでしょう。

共通テストがなくなったら、各大学の望む人材を合格させる個性に富んだ出題ができるのでは?
もちろん、そんな些末なことに関わりたくないお偉い教授さんたちの方が多いのでしょうが、大学はご自身の研究のためだけでなく、
後進の指導のためにもあるものですから、面倒がって準教授や大学院生に丸投げせず、少し入試に真剣に向き合ってみたらどうでしょうか。

私は小塾に入る子を入塾テストで振り落としません。なぜなら成績をあげるのが仕事だからです。
また、ふるい落としたいとすれば「行儀がなっていない子」、「人の話がすっと耳に入らない子」なので、振り落とすのにテストは要りません。

Aという大学でふるい落とされた生徒さんをBという大学が合格させて日本の大学は経営が成り立っているし、学生も満足感を得られているのですが、
そこに「共通な」テストが「そんなに」必要かというと全然そんなことはないのです。

塾が対策を立てにくいかどうかは別にして、そろそろ独自の入試問題を作りませんか。そして大手予備校と癒着する政策、やめませんか。