ひとりひとりって

地元廿日市・五日市高校期末テスト始まりました。
私の塾は一斉授業ではないので、
「ここまでやっときゃ、できるやつは取れる、できんやつはどうせできん」
みたいに放り投げないで、一人ひとり、できないところを
なんとかできるようにしてから、本番に臨んでもらっています。

若いころの私は、おせっかいだと思ってけっしてやらなかったのですが
英単語を暗記するような作業も、できるだけ同じ目線で一緒にやるようにしています。
自分の学生時代は、ひとりで苦しんでいましたが、
ちょっとそばにいるだけで、たくさんの英単語を覚えられると言ってもらえるなら、
そりゃいてあげたい、自信をつけてほしいと思うようになり、
最近はスパルタはやめて、
優しい先生（のフリ）をしています。

さっきまでいたNさんは英語の時制の「未来の話題を現在形で」と、物理の運動の「変位のグラフ」が特にアレだったので、
徹底的にそこだけに２時間かけて「練習問題の波状攻撃や～（彦麻呂さん風）」をしました。
顔色を拝見し、明るくなっていたので帰ってもらいました。
自信なさそうな暗い顔をしたまま生徒を帰すわけにはいかないと考えています。


夏休みに向けて、学習塾や予備校のチラシが連日入るようになってきました。
いろんなことが書いてあって、もはや読めども読めども何が言いたいのか、
何が本当なのか、さっぱりわからないのは私だけでしょうか。

私としては、今Y'sに来てくれている子たちが、
「Y'sってこんな塾やで～」と、同世代にわかる言葉で宣伝してくれるのが一番だと思っています。
子供は気分で話を盛ったりするけど、子供同士ならそこを割り引いて聞いてくれると思うからです。
そして、来てくれている性格の良い子の友達は、だいたい性格が良いからです。

宣伝とは「盛る」ものですが、広告にだまされない厳しい目を持った保護者様も多いので、そういった保護者様に
応援していただけるように、これからますます気を引き締めていこうと思います。

さて、今年度は「英検」に興味を持っている生徒さんが大目です。
１０月には今年第２回の検定試験がありますので、
中学１，２年生には３，４級を
高校１，２年生には準、３級の受験を勧め、
夏休みには重点的に指導してまいりたいと思います。
英語の教科書のみで英語を勉強していると、
面白みが少なく応用力も実践力もつきにくいので、
最初から英検に興味をもってくれているのはとてもいいことだと思います。
さ、がんばりましょう。