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田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

150727 暑い夏・庭のトマト3

2015年07月28日 06時24分03秒 | 平和
トマトがどんどんなり始めた。いろいろなトマトをテーブルに並べ、これをカットして食べ比べる。これをこの1週間続けているが、不思議なことに飽きることがない。それぞれのトマトの味の主張が異なり、興味がつきることがない。今日は、部屋にいっぱい新潟県から世界のトマトが届けられた。わが庭にはせいぜい15本程度だが、新潟県の畑には270本も植えている。 . . . 本文を読む

150724 英語サロン、コーラス、ミュージカル、トマト、堆肥教室・・・

2015年07月24日 11時34分49秒 | 平和
平和が続き、民主的で豊かな国を作って来たおかげで、これまでのところは私は幸せな70代を過ごしている。仕事をリタイヤーしてから、わが家では、オープンハウス化して、英語サロンを月二回楽しみ、外国人を時々招いて国の外の世界を覗いている。また、トマトを介して食とか農とかに触れる勉強会も続け最近は味噌作りや堆肥づくり、農村旅行なども頻繁に実施している。加えて今時間を使っているのがコーラスとミュージカルである。何れも近隣の市民倶楽部であるが、これに限っては私は全くのど素人で、滑稽なくらいへたくそで、うまくなる芽は全く無いので、突然「やめ」と気が変わるかも知れない気まぐれの対象だ。いずれにせよ、これだけの余裕を与えてくれた戦後の「平和」には感謝している。この平和の中に、じわじわとそれを否定する要素も浸透し始めていることも残念 ながら事実だ。 . . . 本文を読む

150718 理解が進んでいない・・・のに?・・・だから?

2015年07月20日 11時05分03秒 | 平和
安保法制、国の形を変えようとする11の法案をざっくりと包み込んだ法案。これを一緒くたに強行採決。そのときの提案者アベのセリフ。「理解が進んでいないことは認めるが・・・決める時は決めるが民主主義だから」国民を代表して議論を進め、一致点を探るのが議員。議論が進まないから理解が進んでいない、それなのに、議会を通過させる。乱暴きわまりない。アベは特殊すぎる。自民党国会議員の中でアベはおおかた抵抗勢力を押さえてけることに成功したようだ。 . . . 本文を読む

150624 環境補正、社会的共通資本の護持に未来がかかる

2015年06月24日 10時19分11秒 | 平和
地球環境のさまざまな歪み、特に気候変動に現れている、物質とエネルギーの循環の不整は、超長期的には正常化、即ちリストラ化されるだろうが、この正常化のプロセスに於いて、人類が営んでいる生活と経済システムは仮借なく、先駆的にハードランデイングにさらされる。 人工物によって生命を維持している人類は、生命を守る保護膜が、上位システムである地球の生理と不調和になることによって、機能不全を起こし、その後に溶脱してしまう。そうなったら、おそらくは人類史は1万年以上逆戻りするだろう。いかにコンピュータやロボット、医学や防災工学が進化しようとも、環境の歪みをもろに受ける、それに連動している生物としての肉体のメカニズムは、現在の人類の生活や経済の仕組みの中では、健康に影響を被らずに保全することはできない。 . . . 本文を読む

150622 コーラスとミュージカルと

2015年06月22日 10時14分14秒 | 平和
二兎を追う者、一兎を得ずのたとえか。今二つのサークルの練習に尻を追われている。7月には発表会があるので、コーラスはもう暗譜の段階に入り、楽譜には注意の書き込みが一杯になって、結局わけが分からなく、後は「えい!、侭よ」と言う流れになっている。暗譜とは暗記ではないと思う。求められるのは作詞者と五感を共有するという想像力だ。これを高める精神力の動員と言える。そうでなければ聞く人に感動が伝わらないことはよくわかる。機械語を肉声にして産出するのではなく、感情を表現しながらアピールするボディコムニケーション力と歌唱力が求められる。コーラス参加は、「声のラジオ体操」という軽いのりで、集まって発声する健康法だった私の目的は、今とんでもない形に「進化」している。 . . . 本文を読む

150614 資源を確保するための日本の生命線論と戦争

2015年06月14日 08時30分47秒 | 平和
今、安保法案で国会が大きく揺れている。この国の最近の政治リーダーは、平和と戦争の関係について、極めて安易で横着な「論理」を提出し、これが憲法を超える、急造的な論理であることを物ともせず、議決を計り、詰まるところ、世界で「ドンパチ」をやることを可能にする道を開こうとしている。これは、日本は資源小国、海外での資源確保は日本の生命線、これを守ることは自衛(即ち海外派兵)という三段論法である。この論法には、日本に対峙する諸国の事情、人々の生活などまるで入っていない。これらの諸国には、アジアやアフリカや中東には、人々が生活し、その資源を管理し、磨いている。これらの人々との対話、即ち外交的努力を抜きに、力を使う、これを私は帝国主義の論法と言う。 日常会話のレベルで、「日本は資源小国」であるという文脈で論理やら主張やらを展開する場合、資源は鉱物資源と農地や漁場のことである。これは、一旦使われれば、あるいは略奪的に、特に商業主義的に使用すれば何れ枯渇するか再生不良状態になることは誰でも納得する。枯渇資源の大宗は石炭、石油、天然ガス、鉄、非鉄金属で、再生不良資源は森林、農地、漁場である。鉄や非鉄金属は一部は再生利用されるが、あくまで一部である。そして、国家が工業化を進めるためには、これらの資源を囲い込まねばならず、直接資源のある地域を排他的に確保し、そこから市場に通じる輸送路を確保する手段を要する。とてつもない遠隔地に日本の生命線というライン(縄張り)を張り、威嚇した時代があった。 . . . 本文を読む

150319 皇紀2600年、八紘一宇を皇国の核心とし・・・三原じゅん子議員の迷質疑

2015年03月19日 10時04分33秒 | 平和
1940年、今から75年前、日本はどんなに狂っていたか?今日から見れば「狂っていた」という評価となるが、当時からみれば、多くの人々が「疑わぬ」ことであった。この狂っていたこと、いわば時代錯誤の思想が、こびりついているのか、それとも格好を付けてもてあそんでいるのかわからない(多分後者だろう)が、八紘一宇という言葉をタレント上がりの参議院議員が議会で言い放った。 八紘一宇とは「世界が一家族のようにむつみ合うこと」だとし、グローバル経済の中で日本がどう振る舞うべきかは「八紘一宇という根本原理の中に示されている」と安倍首相に向かって質問した。 1940年はどのような年だったのか?太平洋戦争突入の前年である。 . . . 本文を読む