田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

150624 環境補正、社会的共通資本の護持に未来がかかる

2015年06月24日 10時19分11秒 | 平和

これを緩和していくためには、物質とエネルギーの循環を少しずつ旧に復す人工的な労作を開発することが必要である。これは、体のバランスが悪く、慢性疾患になった人の健康回復には、生活習慣病の克服として食事療法と運動療法が求められる例に近い。

地球は慢性病になっているとして、その健康回復には、土と緑と水を制御する両方の開発が必要だ。この開発に当たっては、既往の生活と経済を支えてきたシステム(私有財産制度、金融制度、社会資本管理制度)に踏み込まねばならず、 その方向に舵とるためには恐ろしい圧力に抗しなければなるまい。圧力を掛ける中心にいる勢力はおそらく国際的な金融資本、産軍複合体といわれるグローバルな軍事経済同盟体、偏狭な民族主義者、独裁政権等だろうと思う。

 いずれにしても、人類が持続的に地上で暮らしていくためには、土と緑と水がバランス良く供給されていなければならず、(これを社会的共通資本と呼ぶ学者いるが)、これを公益として至上におく政治システムを形成できるかどうかに人類の未来はかかっている。「戦争などやっている場合か」となる。


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