やまだっ的発想…

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希望の灯り

2006-07-18 | 日常

今年の梅雨は長く感じませんか?
ここ茨城もまぁよく雨が降りますわ。
さらに梅雨前線がフラフラと不安定に動くもんだから、突然凄い雷が鳴ったりします。

土曜日も夕方からゴロゴロとしてきて、夜には本格的な雷がやってきました。
僕らが子供の時は雷が怖くて、家の中の灯りを消して雷が通り過ぎるのを待っていたものです。
でも、近頃の家は気密性が良くて、雷の音も恐怖を感じるほど聞こえてきません。
土曜日の夜の雷もそのような感じでしたが…

僕『さぁ、子供たちっ お風呂に入るぞっ』

娘『やだ~っ

僕『ダメだよ、ほら早くしなさい!
 
娘『んもう…ちょっと待っててセーブするからっ

娘は夕食が済んで、風呂に入るまでの時間をゲームで過ごすのが日課である。
ゲームとは子供らには必須のアイテム『ニンテンドーDS』でございます。





僕『じゃ先に入ってるからなっ たくっ(ぶつぶつ…)』


【ぶつぶつ…の説明開始】

だいたい、ゲームなんてのはね…
目は悪くなるわ、集中しちゃうと人の話は聴いてないわ…。
外で元気に遊ぶこともしなくなるわ、そのお陰で骨が弱くなるわ…。
現実を仮想空間の区別がつかなくて、引きこもりにはなるわ…。



百害あって一利なしなんだよ!

【ぶつぶつ…の説明終了】


と風呂に向かって歩き出したその時、


パッチィ~ン(シーン)


僕『うわっ 停電だぁ~』

嫁『きゃぁ~ 停電よぉ~』

僕『か、懐中電灯は玄関だ!』

嫁『ダメ~真っ暗で玄関まで辿りつけないよ~!』

ふと、リビングを振り返ると、娘の顔が明るい
ゲーム機の灯りだ!
そうニンテンドーDSの液晶の灯りが灯っていたのだ!

僕『おぉっ 娘よ!その灯りで玄関まで行って、懐中電灯を持ってきてくりぃ…』

娘『ラジャっ (・o・)ゞ


真っ暗な我が家を照らしたささやかな灯り、ニンテンドーDSの液晶
我が家に発生した暗闇地獄の中、一点の希望の灯りとなったニンテンドーDSの液晶
さっきは、ぶつぶつ…と、ゲームは百害あって一利なしなどとゲーム機さまの悪口を言ってしまってほんとうにごめん
今回は、ゲーム機さまのお陰で助かったよ。


娘『ゲーム機のお陰じゃなくて、ゲームをやってた私のお陰でしょ!』

僕『ギャフンっ』



コメント
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