Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

懐かしい!ロンドン -2-

2011-07-14 09:06:03 | 旅行 -London-
7月1日(金)

素敵なお家のH君のおもちゃ箱の中にいるようなお部屋でぐっすり眠った私達。
やっぱりホテルとは違った心地よさ。
気持ちのいい目覚め。
小鳥の声もいいBGMになります。

前の晩、結構遅くまで起きていた子供たちだったけど、H君は7時には私達の寝ている部屋に来て、うっぐにちょっかい出してくる。
うっぐ目が覚めたら目の前に大好きな友達がいて、ニタニタ。
早速二人で遊び始める。
放っておいたら一日中H君のおもちゃで遊んでそうな勢い。

朝ごはんもうっぐの大好きな納豆ご飯を頂き、さぁ出発!
この日は、公園で思いっきり遊んだ後、H君の案内で自然史博物館(Natural History Museum)を周る予定。

まずは、H君達のお奨め、ケンジントン・パークの中にあるダイアナ妃記念子供公園へ。
朝から駅のホームで大はしゃぎ。道中も楽しい♪


チューブの「Queensway」で降りて水を得た魚の様に走り回る二人!

ダイアナ妃の子供公園は入口の近くにあり、子供と一緒じゃないと入れないように門がある。
安心。
入場料はない。
けど、この木の形をしたのが募金箱。

うっぐ、あまりにもたのしそうな公園にしばし固まる。
でもH君の案内で、すぐに裸足になり、一生懸命着いていく。

「ママ、この公園楽しいね~!」


公園の奥にも冒険心をくすぐるような遊具が沢山!


キレイな音を出す遊具にうっぐ、感動!

H君の見本を見て、

暫くキレイな音の中で遊ぶ。


この日は、朝から本当にいい天気!
日差しが出ると暑いくらい。
水&砂遊びがやっぱり一番好きなのかな。


お腹が空いた二人は、H君ママが作ってくれたおにぎりを頬張りしばし休憩。
こんな時も自然に背中と背中を合わせてくっついてる。


この後も奥の方にある木の遊具で遊ぶ遊ぶ。



一日あっても遊びきれないこの公園。
ダイアナ妃が考えていた公園なのか彼女をイメージして作ったのか、いずれにせよ、彼女は未だに皆に愛されているんだなと感じる。
そして、そんな中でのびのび遊んでる子供達の笑顔もとってもキラキラしている。

大人たちがもうお腹ペコペコ。
美味しいとんこつラーメンを食べにロンドンバスに乗ってBond Streetへ。
2~3分歩いたところにお店発見!

定員さんも日本人、ここは日本?と思う位。
早速、とんこつラーメンのランチセットを注文(12ポンド)。
最初に冷えた麦茶が出てくる。何杯でもお替りしてくれる。
こんなサービス久しぶりだ~。
疲れて店内に入って、飲み物が出てくるなんて、ヨーロッパではありえないからね。


お通しに枝豆。揚げ餃子のセットもとんこつも美味しい~~~~!!!
11ヶ月ぶりのラーメン!本当に美味しかった~。

お奨めです!
Nagomi
4 Blenheim Street
最寄り駅:Bond Street

大満足した後はまたバスに乗り、今度は自然史博物館へ。
なんとうっぐ、寝てしまう
調度いいから博物館に着くまで寝かせることに。

Natural History Museum
最寄駅:South Kensington

H君ママによると正面玄関から入るより横の玄関から入ると空いているとの事。
ホントすんなり入れました。
だた入口に「Dinosaurs are on Holiday」と言う看板が!
「恐竜の展示はお休みだって!」って声にうっぐも起きる。
恐竜博士のH君に案内してもらおうと思っていたのに残念!
でも他にも沢山見どころはあるので、無料だし入ってみる事に。

荷物をクロークに預ける。
私達の小さなスーツケースは、重さで3ポンド。
入場料無料だからしょうがない。

そして、地球の中に入っていきます。

大騒ぎのH君とうっぐ。館内声が響き渡ってます。

まずは「Red Zone」地球誕生から今後はどうなるの?と言うテーマ。
うっぐ、H君の説明に必死に着いて行く。


うっぐに電車以外の物に興味をもってもらういいチャンスだなと思って今回H君に案内役をお願いしました。
初めての事だらけで「何が何だか」って感じだけど楽しんでる、楽しんでる。

火山や地震コーナーでは、地震体験コーナーがあって「怖かった~」とうっぐ。

ようやく有名な正面ロビーへ。
大きな恐竜にビックリ。

柱等も動物や生物の彫刻がしてあって、こんなに綺麗だったんだ、と改めて感動。

私が大好きな「Blue Zone」海の生物コーナーへ。

いつ来て何故か落ち着くこの流線型の者たち。

もっと見ていたかったけど、なんともう閉館の時間の17:30。
急いで、荷物を預けたクロークへ。
もちろん、最後。
係りの人も「やっと来たか」なんて表情で。

いや~。一日盛り沢山!

この日は、夫と合流する為、Kings Cross駅近くのホテルに滞在。
到着は夜遅くなので、H君達と一緒に夕飯も食べてしまう事に。

今度は、なんと美味しいおうどん屋さんの情報を頂き、行ってみる事に。
またロンドンバスに乗って、今度は、Tottingham Court Roadへ。
やっと2階の1番前をゲット。
やっと座れて嬉しいはずなのにちょっとお疲れモードの二人。


金曜日の夕方。
世の中は「花金」(死後?!)でこのソーホー地区は仕事上がりの地元の人たちがPUBに集まって大賑わい。
その中でもひときわ目立つ行列が…
私達が目指す讃岐うどん屋さん、「Koya(こや)」です。


Koya(こや)
49 Frith Street London W1D 4SG
最寄り駅:Tottingham Court Road

日本人もイギリス人も沢山並んでます。
店内は、日本の居酒屋さんって感じで、仕事帰りの人たちで盛り上がってます。
なんとも久しぶりな感じ。
結局40分近く並んだでしょうか…お陰でH君パパとも合流。
うっぐは、H君パパが大好きだから、これまた嬉しい事。

私は、かけに温泉卵を乗っけてうっぐとシェアのはずが、殆ど食べられてしまいました。
レンコンサラダも子供達にレンコンは食べられ、大人は葉っぱのみ…


結局H君ファミリーにご馳走になってしまいました。
ご馳走様でした!

ロンドンでこんなに満足できる日本食を頂けるなんて思ってもいなかった。
ロンドンに来たのは、4度目だけど、日本食を食べたのは今回が初めて。
そこには本当に日本の味がありました。
幸せ。

ここでH君ファミリーとは2日間のお別れ。
私達はまたバスに乗り、Kings Crossへ。
昔のイメージだとそんなに治安のいいところではない所だから急いでホテルに向かう。

移動の途中、うっぐが私に「ロンドン楽しいね~♪」と何度も言ってくれた。
最近の旅行では、いつも「Goyaに帰る。マドリードに帰る。」って必ず言っていたのに不思議。
親の気持ちが伝わるのかな。
私も言葉は通じるし、ストレスがない。
いい気分。

時刻は21:30を回ったところ。
Kings Crossと言えば。映画「Harry Potter」に出てくる駅。
ここから魔法の国へと連れて行ってくれる列車が出る設定。
この薄暗い雰囲気が、余計にKings Crossの駅を魔法の国への入口に思わせてくれる。


徒歩2分で無事到着。
狭~い部屋にチェックイン。
共同シャワールームにトイレだったので、とりあえず、シャワーを浴びでパジャマに着替えさせる。
すると即効で寝てしまう…
毎日盛り沢山でよく頑張った、うっぐ。
パパが来るのは待てなかったよう…

パパが部屋に着いたのは、0時近く。
翌日からは、ロンドン市内を散歩、ハイドパークの音楽祭。

まだまだ続くロンドンの旅…


懐かしい!ロンドン -1-

2011-07-14 01:38:14 | 旅行 -London-
スペインに滞在中、どうしても行かなければならないところがあった。
それは、私が小学校時代、卒業旅行、そして語学留学を過ごしたイギリスのロンドン。
最後の最後になってしまったけど、遂に決行。

元々は、夫が一人でハイドパークで開催される音楽祭「Wireless Festival 2011」を週末に行く事を決めていたので、今回私とうっぐも同じ週末を絡め、1週間ロンドンに滞在する事を決めました。

目的は、
1)マドリードで出来たうっぐの大好きなお友達のH君が5月に転勤でロンドンに行ってしまったので会いに行くこと(これがメイン)。
2)私小学校時代のイギリス人の友達に会うこと。
3)私の留学中にお世話になったホストファミリーに会うこと。
4)夫の前職の友達に会うこと。
5)うっぐにロンドンシティを案内する事(お誕生日にプレゼントした玩具の建物の実物を見せたい)。
等など盛り沢山。
一週間あっても足りるのか。


6月29日(水)

夜の便でロンドンへ。実はこの時がうっぐと初めての二人旅行でした!
うっぐ、大好きなH君からもらったお下がりのNinjyaTシャツを来て大張り切り。
マドリードからロンドンまでは、2時間強のフライト。
「まだかな~、まだかな~」って乗り出して外を見てみる。

結局、ずっと寝てしまい、21:40過ぎにロンドンのGatwick空港に到着。
調度、日が沈む頃。


2時間はたっぷり寝たうっぐ。
ロンドンに着いても元気いっぱい。っと言ってもマドリードタイムでは既に23時近い。
それにしても人が多い!

この日は空港の近くのB&Bに宿泊、無料送迎が来てくれて無事にチェックイン。
シングルの部屋なので、本当に小さい部屋。
どんなに小さくても安宿でも必ず、瞬間湯沸かし器と紅茶が置いてあるのか嬉しい!さすが紅茶の国、イギリス!
部屋で空港のMarks & Spencers(スーパー)で買って来た物を軽く食べて寝る。

この時、うっぐ「いつパパ来るの?」と。
やっぱりちょっと心細かったみたい。
「金曜日には来るからね。明日は、ロンドンの鉄道博物館に行ってそれからH君のところにお泊りするんだよ~」と話しながらなんとか寝てくれた。

翌朝は、1階のサンルームでしっかりイングリッシュブレクファストを頂く。


空港からGatwick Expressに乗ってロンドン市内まで行くので空港までの送迎を待つ間、B&B周辺を散策。

私達が泊まったB&B。

近所の家もなんともイギリスっぽくて「あ~帰って来た~」と思ってしまう。


B&Bの裏庭でも時間をつぶす。


ようやくGatwick Expressに乗り、産業革命の頃のロンドンで活躍していたようなものすごく大きな工場の廃墟の横を通って、Victoria Stationに着いた。


Gatwick Express。

30分でVictoria Stationに到着。
朝5時から15分置きに深夜まで毎日運行。
Online予約だと10%の割引有り。

Victoria駅構内を通りUnderground(通称「Tube」)へ。

うっぐ夢にまで見たロンドン・チューブ。


ところでロンドンの交通費は東京より高いので有名。
マドリードは、どこまで行ってもバスも地下鉄も1ユーロ。
ロンドンは地下鉄の初乗りで4ポンド!

そこで1週間以上の滞在ならOyster Cardと言うのがお奨めだと聞き、早速窓口で購入。
デポジットに5ポンド払うけど、後で返却する時に戻ってくると言うから安心。
私は、Zone 1-3の1 Week Travelcardを入れてもらい、合計37.20ポンド。
「高っ!」と思ったけど、4往復したら元が取れちゃうから超~お買い得。
このカードで地下鉄もバスも1週間乗り放題ですから。

荷物を持ってそのままLondon Transport MuseumのあるCovent Gardenへ。
懐かしい!何度も来たところ。
 

しかし、ロンドンは涼しい!
灼熱のマドリードから来た私達は、「涼しくって気持ちいいね~♪」ってとっても気分がいい。
適度に空気も潤ってるのが嬉しい♪

Covent Gardenの一角にあるこの乗り物博物館をうっぐが真っ先に見つける。

とても初めてとは思えない!

H君ママから聞いていた通り、入場料は13.50ポンド。
入場料無料の博物館が多いロンドンだけあって高い!
でも良く話を聞くと年間パスポートだった。
サインして、次回来る時はIDと一緒に見せれば1年間何度でも来れると言う仕組み。
念の為、入場券は大事にとっておこう…

ロンドンは世界で初めて蒸気機関車、電車、地下鉄が走った街。
そんな街の博物館にワクワク。

入口付近に日本の地下鉄の地図が!


まずは、1800年代のロンドンへ。

この頃既に、馬車は2階建て。

この名残で今も2階建てバスが走ってるんだろうな。

うっぐも展示物に夢中です。


仕掛けがあったり、スタンプラリーがあったり、やること盛り沢山!


いよいよ世界初の地下鉄のコーナーへ。

客車は、個室。こんなのが地下を走ってたんですね~。

まずは、地下鉄が通るトンネルを掘っていた様子の模型にくぎ付け。

地下を蒸気機関車が走っていたなんて今では考えなれない…
どれだけススだらけになっていたんだろう…

うっぐは、蒸気はこうやって外に出していたんだという模型に夢中。


そして70年代に実際に走っていた車両に入ってワクワク。

擬似運転でワクワク。


そして、いよいよロンドンバスコーナーへ。




昔のロンドンタクシーも紛れて展示してありました。


一通り夢中で見たり入ったりした後で、暫くキッズコーナーで遊ぶ。

既に3時間近くが経過。いい加減お腹が空いたので、ここで前の日空港で買っていたパンやフルーツなどでお昼にする。


腹ごしらえの後、もう人遊び。


さぁ、ここからいよいよH君と再会です。
H君の幼稚園のお迎えに間に合うようにご自宅に地下鉄に乗って向かいます。
H君ママに駅まで迎えに来てもらい再会!
まだお別れしてから1ヶ月しか経ってないから、そんなに久しぶりな感じはしなかったけど、嬉しい再会!

荷物をご自宅に置かせてもらっていよいよお迎え。
H君、「うっぐだ、うっぐだ~!」と喜んでもらい、園内を案内、先生にまで紹介してくれてすごい歓迎振り。
うっぐもどう反応していいのか分からない感じ。

園を離れたら、やっといつもの二人になって帰り道、約5分だったけど大はしゃぎ!


お家に戻ってからもH君の玩具で遊ばせてもらったり一緒にお風呂に入ったり、マドリードの時と変わらない二人でありました!


夜遅くまでずーっと遊んでいた二人。
本当に気が合うんだね~二人は。
楽しそうに遊んでる二人を見ていると本当に来てよかったと思った。
良かった、よかった♪