あなたがパラダイス／平 安寿子

なにがパラダイスなのか？
キーワードは
『ジュリー』と『更年期』です。

ジュリーといえば、沢田研二。
全盛期はカッコいい
でも今はね・・・と思っていました。
どっこいバリバリ現役なのね
毎年CDもリリースしてる。
ライブには老若男女が集う。

かつてファンだった少女達も、いまや更年期
独身でも既婚でもバツイチでも
ジュリーが好きなのはみんな一緒
わかるわぁ！だって
私には洋ちゃんがそうだから。
追っかけは元気の源だよね。

最後の方から引用。
「歳をとるのは、ほんとにつらい。
でもこの歳まで生きてこなければ会えなかった人がいる。
立ち会えなかった時代の局面がある。
だから、若さなんか羨ましくない」
胸を張って、生きていこうね！

あなたがパラダイス 平 安寿子 朝日新聞社出版局 このアイテムの詳細を見る

花狂い／広谷 鏡子

解説も書いてる北上次郎さんこと目黒孝二さんが傑作と褒めていたので
読んでみた。
始めはナベジュンみたいと思ったけど、違うのは
６０過ぎのダンナが焦がれ、狂うのは
外の女ではなく、自分の妻だということ。

大学教授で若い頃からもて、奥さんをないがしろにしていたんだけど
お父さんの介護のため、奥さんが毎週北海道に帰ることになる。
始めは「これで愛人と心おきなく会える」なんて喜んでて
でもどんどん綺麗になってって、もうすぐ６０歳の奥さんが
で、だんだん焦るわけ、ダンナが。

後半ダンナの汚れ情けなさっぷりがもう、
私の知ってるおじさんを重ね合わせて読みました。
津川雅彦じゃないね、もうちょっと乾いた感じ。

でもね、北上解説の
奥さんが再会する高校の同級生・堀田に対する
「キザで、イヤなやつ」っていうのはどうかな？
ちょっと違うと思った。
もしかしてダンナに同情してる？

花狂い (ハルキ文庫) 広谷 鏡子 角川春樹事務所 このアイテムの詳細を見る

ハリーポッターと不死鳥の騎士団

いつも原作を読んでしばらくしてから映画で見るから
デジャブな感じなのよね。
本が出たとき、おにいちゃんが先に読んでポツリと
「あ～、○○が死んじゃった」って。
ちょっとー、これから読むのに
いうなよー！！

５作目ともなると、ハリーを始め、ホグワーツのみんなも
親戚の子のように身直に感じる。

だからハリーが、愛する人や友達を失いながら
必死に闘う姿に感動しつつ、辛くなる。

映画を見始めた頃は、小１だったいもうとも
小５になった今「だんだん見るのが辛くなってきた」と
成長してきたんだね。

筋は知ってるものの、息をもつかせぬ
めくるめく展開、小中学生も多く見ていたけど
シーンとしてました。

引取完了

これから見ま～す。

白金へ

「一杯だけ飲んで帰ろっか」
そんな約束をして、会社を一人出た。
郵便局に寄ってから、待ち合わせ場所に行くと

「かあこさ～ん！」とニコニコ顔のKさんとIさん。
会社の入り口まで来て、偶然社長に会ったんだって。
そしたら
「これからどこか行くのか」
「はい、飲みにいきます。かあこさんとIさんと」
「そうか、じゃあ」
といって、財布から
１万円
くれたんだって！！



じゃあってんで、居酒屋で一杯・・・はやめて
白金へ繰り出しました。

前、ワインの記事アップしたの覚えてる？

エコなワイン

Iさんの彼氏がワインを卸してるというイタリアンに行って
自腹じゃ飲めねーであろうワインを飲み
モチモチしたピザを食べました。
えっとね、このお店
↓

ISOLA

一杯のつもりが、午前様・・・

Iさんが彼氏と
イタリアのワイナリーに泊まった話なんか
聞いてね。

Kさんは朝、駅で災難に会ったらしい。
上から人が降ってきたんだって・・・上司は
意地悪だし、さんざんだよ・・・でも
「悪いことばかりじゃないね！」

ドラマ好き

『ホタルノヒカリ』の
綾瀬はるかを見て、
いもうとは自分でやってみました。
こんな↓



今クールは沢山ドラマ見てます。
月曜９時『ファースト・キス』
サダヲちゃんと劇団ひとりがそろってなんかお得な絵柄。

火曜９時『花ざかりの君たちへ～イケメンパラダイス』
生田斗間がわかんなかった、ビックリ！演技上手なのか
ジュノンボーイとうまくからんでます。

火曜１０時『探偵学園Q』
出演者は若いけど、内容はけっこうエグく
だからこの時間帯・・・でも夏休みだから
子どもも見ちゃうね。

水曜１０時『ホタルノヒカリ』
綾瀬はるか始め「のだめじゃ～ん」って思ったけど
頑張ってます。眉毛に力が入るんだね。
ヤスケンはもうすっかり大丈夫（何が？）よかったー。

木曜９時『地獄の沙汰もヨメ次第』
まだ見てない。いもうとは見たんだって。
でも見たい。沢村一樹出てるし。

土曜９時『受験の神様』
山口くんとモリーとロケ地と私的にみどころいっぱい。
神様を見てると『女王の教室』を思い出すわ～。

なんというか、荒唐無稽な話が多いね。
いもうとは『山田太郎ものがたり』も見てるみたい
さすがにね、母は間引きして見ないと、もたん。

四ッ谷の駅前を

金曜日の夕方、信号待ちしていたら
目の前に、ちょっと太っちょなジャンパー姿の
バイク便が急停車。
歩道すれすれ、信号待ちの人の足を
踏んじゃいそうなくらいのとこだよ。

そのバイクは、クラクションを猛烈に鳴らしながら
青から赤に変わろうとする新宿通りを
どんどん行っちゃいました。

それだけならまーあることだけど
バイク便のジャンパーには、デカデカと
ベテラン便

と書いてあったものだから
歩行者はあっけにとられ・・・

どこがじゃ！

「ありゃ～いつか事故るぞ」と
隣のおじさんがつぶやいた。

ロング・グッドバイ／レイモンド・チャンドラー,村上 春樹訳

『長いお別れ』ですね。十年以上前に読んだ、と思う。
読んだけど全く新しい物語を今初めて読んだという感じ。
単純に言えば、忘れてるのね。

レイモンドチャンドラーって、なんか
ハードボイルド？こじゃれたイメージなんだけど
それに村上春樹独特の、風が吹き抜けるような
文体がマッチして、面白く読めた。
二度驚かされました、最後の方で。
本編５３３頁と、訳者あとがきがたっぷり
ああ村上春樹だ！って思って。

余談だけど、
「源氏物語やっと読み通せたよ」
「誰の訳で読んだの」
「田辺聖子の」っていったら
「田辺聖子か・・・」って相手のトーンが
下がったんだけどなんで？
与謝野晶子とか谷崎潤一郎のだったら
きっと私、読み通せなかったと思うなぁ。

『ロング・グッドバイ』も
村上春樹の描くテリー・レノックスに
やられました。もう、最初から最後までね。

ロング・グッドバイ レイモンド・チャンドラー,村上 春樹 早川書房 このアイテムの詳細を見る

カカオ80%の夏／永井するみ

お嬢様高校に通う凪が
行方不明になった友達を捜す。
それは別の意味でも
『友達探しの旅』となったのだ。

１日１章読んで、週末までで
読み終えました。

カカオ80%の夏 永井 するみ 理論社 このアイテムの詳細を見る

夏のソファ

ソファカバーは無印。
クッションカバーも・・・と思いきや
ニトリです。安いんだもん！

野球で魂抜かれた
おにいちゃんがゴロゴロしてたので
シワになっちゃった・・・。