新しく入居されたAさんは、ご主人が入院されているのだが、短期記憶障害で忘れてしまう。
「私の主人は何処へ行ったんでしょう」
入院されていますよ、ああそうですか。
その時は納得するけど、
また同じことを聞く。
食堂で隣の席のBさん、
静かに話し相手になっていたが、
あんまりしつこいので、
途中で面倒になったのか、
「死んだだよ」
と答えたそうな。
新人ヘルパーKさん、爆笑
私も笑った。
後で他の同僚もみんな笑ったけれど、
深刻な顔になってしまう同僚もいた。
その同僚は日頃から、
叱りつけるように、利用者様達に
口うるさくいう人。
そこでさー、
ユーモアのセンスが必要なのよ。
死んだだよ。
その言葉に深い意味はない。
尋ねた方も、また忘れて
同じ事を聞く。
それが認知症の日常なのだ。
それを注意するより、
面白がり、楽しむ。
そういう才能って
介護する者として
必要だなぁと思うのだ。
とりあえず、お茶でも。
あんまり真面目に向き合いすぎず、
適当に力を抜いて。
生命に関わる事以外はね。
ああ今日は楽しかったな。
そう思ってもらえる事が
何かひとつでも、
利用者様にあれば。
全ての問題を解決する事は
出来ないけれど。
そう思いつつ、
働く毎日です。
「私の主人は何処へ行ったんでしょう」
入院されていますよ、ああそうですか。
その時は納得するけど、
また同じことを聞く。
食堂で隣の席のBさん、
静かに話し相手になっていたが、
あんまりしつこいので、
途中で面倒になったのか、
「死んだだよ」
と答えたそうな。
新人ヘルパーKさん、爆笑
私も笑った。
後で他の同僚もみんな笑ったけれど、
深刻な顔になってしまう同僚もいた。
その同僚は日頃から、
叱りつけるように、利用者様達に
口うるさくいう人。
そこでさー、
ユーモアのセンスが必要なのよ。
死んだだよ。
その言葉に深い意味はない。
尋ねた方も、また忘れて
同じ事を聞く。
それが認知症の日常なのだ。
それを注意するより、
面白がり、楽しむ。
そういう才能って
介護する者として
必要だなぁと思うのだ。
とりあえず、お茶でも。
あんまり真面目に向き合いすぎず、
適当に力を抜いて。
生命に関わる事以外はね。
ああ今日は楽しかったな。
そう思ってもらえる事が
何かひとつでも、
利用者様にあれば。
全ての問題を解決する事は
出来ないけれど。
そう思いつつ、
働く毎日です。