解説も書いてる北上次郎さんこと目黒孝二さんが傑作と褒めていたので
読んでみた。
始めはナベジュンみたいと思ったけど、違うのは
60過ぎのダンナが焦がれ、狂うのは
外の女ではなく、自分の妻だということ。
大学教授で若い頃からもて、奥さんをないがしろにしていたんだけど
お父さんの介護のため、奥さんが毎週北海道に帰ることになる。
始めは「これで愛人と心おきなく会える」なんて喜んでて
でもどんどん綺麗になってって、もうすぐ60歳の奥さんが
で、だんだん焦るわけ、ダンナが。
後半ダンナの汚れ情けなさっぷりがもう、
私の知ってるおじさんを重ね合わせて読みました。
津川雅彦じゃないね、もうちょっと乾いた感じ。
でもね、北上解説の
奥さんが再会する高校の同級生・堀田に対する
「キザで、イヤなやつ」っていうのはどうかな?
ちょっと違うと思った。
もしかしてダンナに同情してる?
読んでみた。
始めはナベジュンみたいと思ったけど、違うのは
60過ぎのダンナが焦がれ、狂うのは
外の女ではなく、自分の妻だということ。
大学教授で若い頃からもて、奥さんをないがしろにしていたんだけど
お父さんの介護のため、奥さんが毎週北海道に帰ることになる。
始めは「これで愛人と心おきなく会える」なんて喜んでて
でもどんどん綺麗になってって、もうすぐ60歳の奥さんが
で、だんだん焦るわけ、ダンナが。
後半ダンナの汚れ情けなさっぷりがもう、
私の知ってるおじさんを重ね合わせて読みました。
津川雅彦じゃないね、もうちょっと乾いた感じ。
でもね、北上解説の
奥さんが再会する高校の同級生・堀田に対する
「キザで、イヤなやつ」っていうのはどうかな?
ちょっと違うと思った。
もしかしてダンナに同情してる?
花狂い (ハルキ文庫)広谷 鏡子角川春樹事務所このアイテムの詳細を見る |
コチラ↓のサイトで、広谷さんの解説の記事が。
http://www.birthday-energy.co.jp
『胸いっぱいの愛を』という新作は、これとは
逆に、70年代の高校生活の物語、なんだそうで、
甘酸っぱかったりするんです。
古い作品とは方向性が異なるんですね。
「花狂い」もよんでみます。
自分でも忘れていました。
7年前ですものね。
『胸いっぱいの愛を』図書館で予約して
読みたいと思います。
ありがとうございました。