本だけ読んで暮らしたい

人生は雑用だ。

食べることは生きること

2012-05-30 20:22:48 | できごと
職場にね、
当日休みが多い人がいるの。

20代男性。
去年一児のパパになったばかり。
仮にMさんとしよう。

「風邪引いた」
「熱が出た」
「気管支が・・・」
嘘じゃないんだろうけど、
月に一回は当日になって休む。

ついには一週間前、
肺炎で
今月いっぱい病欠ときたもんだ。
ただし入院はしてないという。

在宅で肺炎治療?
赤ちゃんがいるのに?

そんな疑問はおいといて、
一人減れば、それだけ仕事はきつくなる。
「もう、なんだよ~」「また!?」

私たちはそれですむけど
経営者ってのは
そんなに甘くはないでしょう、どこでもね。

実際以前にもドタキャン続きの職員が
もっとキツイ
別の事業部にとばされ、一日で辞めたらしい。

Mさんは子供の頃、両親が離婚。
父子家庭に育った。

だからと結びつけるのは短絡的だけど
結果として、朝食べない成人男子。
一児のパパになった今もなお。

職場には紙パック一リットルの
ジュースやなんとか水はよく持参して
飲んでるね。

「だから体力がないのよ!」と言ったのは
60代のベテラン主婦ヘルパーさん。

「あんなにすぐ熱が出るなんて」
朝食べないで、水分ばかり。
栄養が足りてないんだと言い切る。

それまでMさんのことを
単純に「メンタルが弱い若者」だと思っていた私には
けっこうな驚きだ

でも、そうなのかもね。

ベテラン主婦ヘルパーのお父さんは
胡桃やアーモンドをミキサーにかけ、
粉にして、砂糖をまぜて
スプーンですくって食べてるという。

80代だよ!
茨城から、東京の娘宅まで
自ら車を運転して来て
タイヤ交換までしちゃうという。
「大丈夫か」って位、元気だね。

お母さんのほうは、食が細くて
60歳で骨粗しょう症に。

病気がちだったのを、
「食べたくないから食べないんじゃない。
生きるために食べるんだ!」と説得して
だんだん食べるようになったんだって。
「体重2キロ増えたよ」ってうれしそうに報告してきたって。

食べることって、大切なんだね。

私も「風邪引きそう」やばいと思ったら
風邪薬飲んで、あったかくして
睡眠とるようにしてる。
それでたいてい、次の日には治っちゃう。

親がちゃんと食べさせて
丈夫な体を作ってくれたおかげだ。

おにいちゃんやいもうとも
無理に食べさせた覚えはないけど
格別好き嫌いはなし、
ほとんど病気もしない。

これって数少ない
「してあげた」ことなのかもね。
親から、子供に。
毎日ちゃんと食べさせること。

いもうとが家庭科で作ってきた焼き菓子。
コーヒーとともに、ダンナといただきました。

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