老いの算段

水～金が遅番、そして今日は夜勤。

ひたすら働いております。

働いて、お金をもらっておきながら
言う立場ではないけど
『施設の限界』を感じることがある。
一口に施設とは言ってもいろんな形態があるから
その人に合った施設かどうかっていうのもあるけどね。

衣食住は足りても、その人の
「幸せの充足感」まで満たすことは
なかなかできないなぁと、入居者のちょっとした言動
態度などから日々感じるので。

医療も進み、栄養も良くなって
平均寿命が延びたのはいいことであるのだが
終わりの何年か、何十年か、必ずしも
「生きてる実感」を感じることなく過ごすのは
なんだかとてももったいない。
そういう人は多いよね・・・いつでも
やりたいことがあって、行きたい時に
行きたい所へ行けて、会いたい人に会えて。
そんな人生、死ぬまで送れればいいのだが。

この道１０年のベテランヘルパーさんがもらした言葉
「（お年寄り達を見てると）あんまり長生きしない方がいいような気がする」ってのも
日々見ている実感としてうなずけるのだ。

ただね、昨日はおでん、その前はカレーを夕食に作って。
食べ終わった入居者様が食器を持って立ち上がり
目があって「おいしかった！」とニッコリしてくださった。
私にできるのはそれくらいなのだけど。

連休だね！
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