無常感に打ちのめされてるとき、
図書館でこの本を
手に取った。
佐藤愛子さん。
70歳で、風呂場で転んだのをきっかけに
「この家をぶっ壊して」2世帯住宅にする。
その顛末記。
「70歳で家を建てると、建ち上がった後死んじゃうことが多い」と
言われれば、
「ならば私を見ていればいい。生きるか死ぬか」と言い放ち、
「今年は大殺界だからどうかやめて」と言われれば
「私の人生そのものが大殺界の連続のようなもの」と
受け流す。
佐藤愛子さんは
一言で言えば逆境人生。
一度目の結婚では夫がモルヒネ中毒に。
二度目の結婚では夫が事業の失敗によって
二億円の借金を背負い、
彼女は書き続けることで、借金を返し続ける。
そして直木賞受賞。
逆境にうちのめされるどころか
むしろ燃えてくる。
「ヤケクソ」がキーワードなのだ。
そして色んなことに吠え、怒り
立ち向かって行く。
それだけならただのコワいおばさんだけど
さすが直木賞作家。
ちゃんと自分を客観視して
ユーモラスに描いているから笑え、
読み終わった後、勇気が湧いてくる。
88歳の今も、ご存命です。
ポチッとひと押し ありがと
↓

図書館でこの本を
手に取った。
![]() | なんでこうなるの―我が老後 (文春文庫) |
佐藤 愛子 | |
文藝春秋 |
佐藤愛子さん。
70歳で、風呂場で転んだのをきっかけに
「この家をぶっ壊して」2世帯住宅にする。
その顛末記。
「70歳で家を建てると、建ち上がった後死んじゃうことが多い」と
言われれば、
「ならば私を見ていればいい。生きるか死ぬか」と言い放ち、
「今年は大殺界だからどうかやめて」と言われれば
「私の人生そのものが大殺界の連続のようなもの」と
受け流す。
佐藤愛子さんは
一言で言えば逆境人生。
一度目の結婚では夫がモルヒネ中毒に。
二度目の結婚では夫が事業の失敗によって
二億円の借金を背負い、
彼女は書き続けることで、借金を返し続ける。
そして直木賞受賞。
逆境にうちのめされるどころか
むしろ燃えてくる。
「ヤケクソ」がキーワードなのだ。
そして色んなことに吠え、怒り
立ち向かって行く。
それだけならただのコワいおばさんだけど
さすが直木賞作家。
ちゃんと自分を客観視して
ユーモラスに描いているから笑え、
読み終わった後、勇気が湧いてくる。
88歳の今も、ご存命です。
ポチッとひと押し ありがと

↓

