民家の間の急な坂道を上がって行くと、もう一つの隧道がある。
こちらは現在でも使われていて、抜け出たところは、鎌倉と逗子とを結ぶ湘南海岸線の上。
即ち古い谷戸。
山の尾根道を辿って光明寺に出られたのだろう。
とすれば、古東海道か。
さらにもう一つとなりの谷戸にも尾根越えの道があるので、そちらが古東海道であろうか。
ただし、この辺りは別荘地として開発された経緯があるので、果たしてこの隧道は古くからのものであろうか一考を要する。
海岸へと降りてゆく。
この急な坂道は古道であろうか不明。
ただし、正面に和賀江島があることから、この施設に関連する武家の住まいがあったのかもしれない。
言わば住吉城の一部。
その佇まいは、海辺の坂の街といった感じでいい。
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