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鎌倉八百ヶ谷戸

鎌倉の街はそのものが環境遺跡

善財 一 写真集

ようやく山門へ 神武寺

2022-08-19 09:43:33 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てほしい)

 

神武寺への山道を歩いている。

東逗子駅裏から尾根筋を辿る古道が表参道。神武寺駅側から谷筋を辿るのが裏参道。二つの古道が交わって山門のまえに出る。

山門は、尾根筋に入る辺りにあったもので、近代に至ってここに移された。

地面を見てほしい。古道と、新しく掘削したであろう石畳の様子が異なっていることに気付く。山門を設置するために道幅を広げたのであろう。そして、古道は狭かったようだ。山際は切岸状に垂直。山際を掘削して平場を設ける土地の利用はここでも同じだ。

地質は鎌倉の辺りとほぼ同じように見える。即ち、泥岩、砂岩、小礫からなる凝灰岩質岩で、その地層が確認される。ただし、鎌倉ほど礫は多くない。