《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てほしい)
魯山人の星岡窯跡から山越えすることなく、山崎小学校の脇を経て谷戸を奥へ進むと、比較的手が加えられていない湿地の谷戸となる。
鳥や植物を観察する人々に愛されている谷戸だ。
古くは水田であったのだろう、鎌倉中央公園や広町緑地、川名清水谷戸と同じような環境。
湿地が奥まで続いている。
途中に溜池(谷戸の池)があるのだが、何年か前に綺麗に整備されてしまった。
このブログのタイトルバックの写真が整備前の溜池。
この景色はもう存在しない。
泥が溜まって水草が茂り、溜池としての機能が失われてしまったことが整備の理由のようだが、魯山人の星岡窯跡と同様に、美観を考えると、あまりうれしくない工法が採られたようだ。
泥浚いだけにしておけばよかったのに。
写真は湿地。
枯れた植物が積み重なって地面をなしている。歩くと揺れる。