やさしい風

ただ今ブログを更新するので精一杯の毎日です。当分の間コメント欄を閉じさせて頂きますのでご理解下さい。

【3/17のこと 音返しIN東松島市あおい地区❸】

2024年03月21日 | 日記

「音返しIN東松島市あおい地区」の記事は

❸まで続きます。

 

今日は

大曲浜出身の3人の方たち

について書かせて頂きたいと思います。

 

 

①1人目は

シンガーソングライターのSAKUYA(さくや)さん

 

サムライアパートメントの演奏の前に

歌声とトークを披露してくださいました。

 

 

ステージの真ん中ではなく

会場を練り歩きながら観客の間近で

アカペラで歌ったり詩を朗読したりという

パフォーマンスをして下さいました。

 

 

「ふるさと」「翼をください」「花は咲く」

など心に沁み入る曲が多かったです。

 

この日のコンサートが

河北新報で紹介されたのですが

あおい地区の皆さんは大曲浜の桜並木を歌った

「桜トンネル」というオリジナル曲を聞いて

涙をこぼしたという事です。

 

 

調べて見ましたらこの「桜トンネル」の曲は

サムライアパートメントと健人君も

リリースに参加しているんですね。

「繋がっているんだなぁ」と思いました。

 

 

私は曲間に語られた

「今、『大曲浜』は

沢山の人たちが訪れ癒される『公園』

に生まれ変わっています。

でも私が生まれ育ったあの家は

もう二度と住むことができない場所になってしまったのだなぁ

としみじみ思う時があります。」

という言葉が心に残りました。🥲

 

 

②2人目は「青い鯉のぼりプロジェクト」の代表

伊藤健人君です。

 

 

健人君は

大学生の時に東日本大震災で被災し

おじいちゃん・おばあちゃん・お母さん・弟の律君の4人のご家族を

津波で亡くしてしまいました。

 

被災した家の中から

弟の律くんが好きだった青い鯉のぼりが見つかり

 

最初は律君ひとりのために

次第に律くんはじめ天国の子どもたちのために

5月5日に青い鯉のぼりを掲げるようになり

 

それが「青い鯉のぼりプロジェクト」となって

これまで続いているのです。

 

 

大学卒業後

健人君は東松島市の「市役所の職員」になり

故郷の人たちのために頑張って働いています。

 

健人君は

太鼓打ちでもありドラマーでもあり。

 

そんなご縁で

サムライアパートメントと出会いました。

 

写真や動画など映像関係でも

光る才能の持ち主で

 

サムライアパートメントの最新の曲

「一夜の輝き」

のジャケットも彼が担当したそうです。

 

 

東日本大震災でたくさんの悲しみを

乗り越えてきた健人君は

 

2月中旬に珠洲市を訪れ

能登半島地震で被災した方たちの

力になろうとしているそうです。

 

そんな健人君の幸せを

空の上にいるお母さんやおばあちゃんの代わりに

「見守り続けるおばちゃんたち」

のひとりに

私もなりたいと思っています。

 

 

②三人目は❶でもご紹介した

あおい地区の小野会長さんの続編です。

 

 

小野会長さんが声がけした能登半島への寄付金ですが

チャリティコンサートの前までは

「21万円集まっている」

との事でしたが

 

河北新報によりますと

「輪島漆器青年会(輪島塗)」へ28万円

「能登町」に5万8970円

届ける事になったそうです。

 

小野会長は挨拶の中で

「目標は30万円」と仰っていたのですが

総額「33万8977円」になったのですね?

 

 

という事は

あのコンサートで12万円も集まった

ということなのでしょうか?

 

凄いなぁ!🥲

 

あおい地区の皆さんだって

集まった他の皆さんだって

 

まだまだ精神的にも経済的にも凄く余裕がある

とはいえない状況にあると思います。

 

それなのに

あの日の恩を忘れず

自分たちより困っている人たちがいれば

惜しみなく分かち合おうとしているんですね。

 

日本人ってやさしいね。

 

小野会長

あおい地区のみなさん

コンサートに集まった皆さん

どうもありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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