やさしい風

ただ今ブログを更新するので精一杯の毎日です。当分の間コメント欄を閉じさせて頂きますのでご理解下さい。

【3/17のこと 音返しIN東松島あおい地区❶】

2024年03月18日 | 日記

昨日は

東松島市の「あおい地区西集会場」へ行ってきました。

 

サムライアパートメントも参加する

「音返し(おんがえし)」

というチャリティーコンサートがあったからです。

 

 

 

あおい地区は

東日本大震災で被災した「矢本町大曲浜地区」の人たちが居住し

新しいコミュニティを作っている場所です。

 

 

大曲浜出身の健人君が

3月11日

津波にのまれてしまった弟 律君のために

大好きだった青い鯉のぼりを掲げたことをスタートとして

 

 

毎年3月11日と5月5日に

地区をあげて

青い鯉のぼりをあげるようになった場所なのです。

 

 

私も何度か訪れさせて貰っていますが

小野会長さんをリーダーとして

本当に「復興」を頑張っている地区の1つだ

と感じています。

 

 

今回は

あの時の「恩返し」の気持ちを込め

 

みちのくから北陸へ

「音をきっかけとして感謝の気持ちを返しましょう」

というイベントなのでした。

 

 

最初に小野会長さんからお話があったのですが

ライブに入る前だというのに

 

この時すでに

泣いてしまいました。🥲

 

 

どうしてかというと

こんなお話があったからです。

 

大曲浜はもともと皇室にも献上するほどの

海苔(のり)の名産地だった。

 

だが震災で

22軒もあった海苔の生産者が

全部被災してしまった。

 

それまで海苔の養殖をしてきた

ほとんどの海苔漁師のお父さん・お母さんたちは

あまりの大きな被害に絶望し

もう海苔づくりを止めてしまおうと思った。

 

 

だけど

その息子・娘世代の30代の若者達が

「大曲浜の海苔産業を絶やしてはならない」と奮起し

能登をはじめ

全国の人たちの支援を受けながら

 

お父さんお母さんに教えて貰い

海苔づくりに挑戦し始めた。

 

挑戦して3年後の年に

海苔の品評会で1位から3位までを

大曲浜の海苔が独占するまでになった。🥲

 

今でも13軒(だったかな?)の海苔漁師さんたちが

シニアも若者も

頑張っているとの事です。

 

 

小野さんは

海苔漁師たちのパワーも凄かったけれど

皆さんからの支援にも

とても感謝している。

 

だからその時の恩返しとして

途絶えてしまう危機のある

能登半島の「輪島塗」の職人たちへ

(ここも今、若者たちが復興させたいと頑張っているのだそうです)

 

いくばくかの募金を届けたい

という事でした。

 

 

あおい地区は

そんなに大きな地域でもないのに

既に21万円の寄付金が集まっているとの事でした。

 

「今日のコンサートを聞いて

もし賛同して頂けるなら皆さんからの寄付も

お願いしたい。今月末に届けに行ってきます。」

というお話でした。

 

 

私は始まる前に少しだけ募金をしたのですが

小野さんの話と2組のアーティストの演奏を聞き

それがとても良かったので

帰りにも更に寄付させて頂きました。

 

 

実は私

東日本大震災後大きな地震がおきるたびに

小さな恩返しとして

「ヤフー募金」を通じて気持ち分だけ

募金をしてきたのですが

 

今回は事情があり

それをずっと見送っていました。

 

今回

信頼できる小野会長が自ら足を運んで

必要とするところへ渡してくれるという事を知り

とてもすっきりした気持ちで募金をする事ができ

とても感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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