YANBO'S BLOG 「四季折々」
何や此れと日々徒然

大阪の街を中心に、写真を撮り歩いています。
<<IFRAME frameBorder="0" allowTransparency="true" height="60" width="468" marginHeight="0" scrolling="no" src="http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/htmlbanner?sid=2282525&pid=875207115" MarginWidth="0"></script><noscript></noscript></IFRAME>
 



今日は、この事から書かなくてはいけないだろう。JR福知山線の事故の事である。
今日は午後8時まで仕事なので、事故のニュ-スは人づてに、断片的にしか入らなかった。

あさ、JR塚口と尼崎の間で脱線事故が有ったと聞いた。

昼のニュースで、運転手がスピードを出していたと報道がある。

もともと、この福知山線はホンダ・リード100で追いつきそうなスピードしか出ていないじゃないか。

それに、北伊丹から塚口を過ぎて名神高速を過ぎるまでひたすら直線。ここで、尼崎中央卸売市場を避けるように、西に曲がり高架を駆け上るのである。
高架のカーブならまだしも、このカーブでこけるか?乗っていてこのカーブは実感が無いぐらいのカーブだ。

それにスピードの出しすぎったって、直線だから塚口からでも見えているカーブだよ。


報道は、乗客のインタビューと救出風景、病院の玄関しか写らない。何をしているんだ、上りの左側の線路と先頭車の前の台車の左側の車輪を写すんだ。
あんたら本当にプロか?


話は変わるが、産経新聞4月25日付朝刊(大阪地方版15版31ページ)に

線路脇に人影 運転見合わせる

JR、1万1000人に影響

二十四日午前十一時五十分ごろ、大阪市淀川区のJR東海道線尼崎ー塚本間で、網干発野洲行き快速電車の車掌が線路脇を歩いている黒い服の人影を発見、新大阪総合指令所に通報した。JR西日本は上下線で一時運転を見合わせた。
駅係員が捜索したが見つからず、後続電車が徐行運転して安全を確認。約二十分後に運転を再開した。上下六本が部分運休、三十九本が最大三十分遅れ、約一万一千人に影響した。


とある。

最初はこの事を言ってるのかと思ったぐらいだ。朝、家を出る時は事故は起こっていなかったからだ。

「JR東海道線尼崎ー塚本間」と言うと、子供が入り込んで跳ねられて、救助に来た消防隊が、特急に跳ねられた区間だ。だから、JRも敏感になって電車を止めたのだ。

で、話はこの記事と事故が繋がりませんか?と言いたいのだ。

その為には、線路を徹底的に洗って欲しいのだ。何か証拠があるはずだ。
脱線した所から塚口駅の間に何かある。きっと有る。


207系は、東西線の開通に合わせて、新規に導入された車両だ。東西線の淀川部分のトンネルの傾斜が急なので、従来使用していた103系が使えない事から、軽量化されて設計されていると聞いた。
その為、狭軌の在来線でも120キロ運転が出来る設計になっている。

脱線するとしたら、せり上がりか、置石だろう。
せり上がりというのは、電車の車輪は内側に突起状の円盤が出ている。電車の車軸にはデフが無く直結なので、まっすぐ走ろうとしているのをこれが無理にこじ曲げているのだ。
これで電車は線路に沿って曲がっていくのだが、何かの弾みで線路にせり上がってしまうのだ。この事故は何年か前、東京の地下鉄であったと思うが。

置石は、誰かが線路に障害物を置いたのだ。カラスの仕業で有名になったので、覚えている方も多いと思うが。



報道では、どうも運転手の速度の出しすぎにしたい様だ。気になる。線路が気になる。


下り207系。
高架の部分で止まっている。
乗客は尼崎方面に降りると、東海道線にはさまれた所に降りる事になる。
危険だな。きっと、塚口側に下りたんだろう。


1


下り、特急北近畿。事故現場ギリギリに止まっている。
どれぐらいの時間で止まったのか解からないが、良くぞ止まったと言う停止位置だった。




2


5両目か6両目付近。でかいグレーンが到着していたが、まだ何もしていなかった。




3



2両目か3両目の屋根に登って、2両目の乗客の救助を行っている。
5両目の屋根越しに見るので、良くわからない。



4



最後尾の車両。




5


最後尾の車両をアップで見る。
特に問題はなさそう。
4両目と5両目で明暗を分けたようだ。



6


線路間を測っていた。
線路が開いていても脱線するのだ。違うと解かっていても(「信じていても」かもしれない)、このような地道な調査で、原因を調べていくんだな。
こお言う事を報道して欲しいのだ。線路に何かあったはずだ。

せり上がったのなら、その傷が線路の内側にあったはずだ。置石なら、その傷が線路に付くのだ。



8


最後尾の後ろ側の線路をブルーシートで覆って、雨から守っている。
そこに何があったのだ?



9


近くの住宅に上がって、全景を撮る。
警官が近くに近づかしてくれないのだ。あたりまえか。




10


遠回りして、反対側に回る。
やはりここに何かあるのだ。何を隠しているのだろう。





11


最後尾の車両をアップで見る。この辺りで、報道さんが不思議そうにこっちを見る。ごめんね、邪魔しないから。

カント値がちゃんと取ってあるのが判る。車で言うとバンク角だ。山道のカーブではちゃんと傾いているでしょう。
電車もカーブではちゃんと傾かしているんです。こんな所では脱線しないよ。

しかもここ、ここから線路までフェンスが無いのだ。誰でも入れるのよ。今はロープを張ってあるけど、目の前は畑なのよ。
ブルーシートまで、すぐに入っていけるのよ。




12


報道さんの映像って、こうやって取るのね。




13

報道の脚立の間から、5両目付近を取る。



14


4両目の後ろ側、明らかに脱線している。



15

大きなグレーン越しに5両目を撮る。




16


直接、2両目を目では見れたのだけど、写真には収められなかった。
ここまで、十分報道さんに迷惑な所まで近づいているからだ。

事故が有る事が解からなかったので(当たり前や)、デジカメとミニ三脚、XAしか持っていなかったからだ。


家に帰ると、NHKで線路に粉砕痕が線路にあると報道していた。
ならば、置石だろう。何で運転手が悪いような報道をしていたのだ。


この事故、事件で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。また、お怪我をされた方の一日も早いご回復をお祈りしています。こんな事が二度と起こりませんように。


平成17年4月25日(月)



<「四季折々」トップへ>

<「四季折々」メニュー 目次へ>


コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )