食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

心如工画師

2017-03-23 09:01:48 | 社会・平和

 読書の大切さ

 経文とは仏教の経典の文章をいう。首題はその経文だ。「心はたくみな画師のごとし」。 

 読み替えると、「自分の目の前の世界を幸せにも不幸にもするのは、すべて自分の心がどう受け止めるかだ」と。「こころ次第」と同じ。自分が楽しいと思えば楽しくなるし、つまらないと思えばつまらなくもなる。

 ある日、ゴルフ仲間とお寺の話になり、「私の良く知っているお寺は、曹洞宗だ」などと、話しは深まった。次のゴルフの日に、「読んで面白いと思った本を持ってきた」と。数冊預かり読んでいる。その1冊の中にある。

 人間は自分の経験でしか、ものを見たり考えたりすることができません。だからこそ、「いろいろな人の生き様を学び、先人の知恵を学ぶことによって、自分自身を、幸せを描く画師に育てていかなくてはならない」というのが首題の言葉の意味です。

 これは奈良・薬師寺 大谷徹奘僧侶「そうだったのか般若心経」の一節だ。私も「受け止め方次第」と、同感できる経文だった。「本」を読むことの大切さにも繋がっていると受け取れた。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お彼岸のお墓参り | トップ | 「忖度」するの意味 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会・平和」カテゴリの最新記事