やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

WEB2.0

2006年12月02日 | マーケティング
昨日、浜松商工会議所の主催でWEB活動交流会が開かれました。

基調講演として行われた、KandaNewsNetwork代表のビデオジャーナリスト、神田敏晶さんの「WEB2.0でビジネスが変わる」というテーマの講演が非常に面白く為になりました。

今年に入ってWEB2.0に関連する本は何冊か読みましたが、神田さんの説明は非常に分かりやすかった。

簡単に言うと
94~04年までのWEB1.0時代は見るWEBで、人間がWEBに合わせていた融通の利かない時代。

05年~ WEB2.0時代は使えるWEBになり、使えば使うほど便利に、みんなで使えば一層便利になるというユーザー視点にたったものになった。

さらにWEB3.0の時代になれば、察してくれるWEBの時代になる


そしてマーケティングについても
AIDMA(注意・関心・欲求・記憶・購入)から
WE2.0時代では
AISAS(注意・関心・検索・購入・情報共有)に変わり
広告モデルから比較モデルに移る

メディアは
マスメディア中心からCGM(消費者発信型メディア)に信頼度が高まるだろう。

ということを様々な事例を紹介しながら説明してくれました。

事例の中で面白かったのは、ロックバンド「ディープパープル」のボーカリストだったイアン・ギランの「Smoke This!」というサイトの話。
これディープパープルの名曲「Smoke On The Water」をファンがボーカルやギターの演奏を投稿し、優れた人にはライブでイアンギランと競演するという権利が獲得できるというもの。

このようにWEBの使い方が変わると、ユーザーの行動様式も変わり、ビジネスチャンスも変わる。ユーザー視点、共有化、オープンな企業でなければ生き残れない時代にはいったということをあらためて実感しました。

なお数日間WEB上から昨日の資料が手に入りますので、興味のある方は神田さんのブログをご覧ください。

KandaNewsNetwork


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