やなさん浜松E-RA日記

浜松暮らしを楽しむ人を応援する柳原新聞店社長の日記です

四文字熟語

2007年03月07日 | マーケティング
昨日は今年初めてのマーケティング研究会でした。

講師は三菱UFJリサーチ&コンサルティングの酒井英之さん。

テーマは「攻めの経営を支える現場力のつくり方」
    ~部下が自分から「やりましょう」と言い出す職場の育て方~

自分からのやりましょうと言い出す3つのポイント
1、部下をよく知り、部下の志向に合わせた仕事の与え方、アドバイスの仕方を工夫する。
2、どんどん部下に尋ねる。どんどん部下に見せる。すると自然と部下は考え始める。
3、当たり前のことだけど、その意味や本質を理解したときに、自分のあるべき姿を認識する。

ということで、そのポイントについて具体的にお話いただきましたが、中で面白かったのが部下をよく知るときに、ぱっと思いつく四文字熟語を聞き出すというもの。コレでその本人が一番大切にしていること、つまり人生観がわかるんだそうです。

例えば
「冷静沈着」の人はひとり黙々とこなすこと望む人だから、にぎやかな職場は似合わない。

「健康第一」という人はプライベートを大切にする人だから、営業の最前線に置くよりも、バックアップで企画とかさせたほうが成果が出る。

「捲土重来」や「起死回生」を選ぶ人はゴールの意識は強いが、そこまでのプロセスに難があるので、進め方の手順や、中間目標を指示してあげることで成功する。

ということでした。なかなか面白い判断方法ですね。

ちなみに私、なぜか「起承転結」という言葉が思い浮かんだのですが、こういう人は物語性を大切にする人で、手がけた仕事を途中で打ち切ったりすることは嫌いだから最後までやり遂げる。のだそうです。

「人生色々」も浮かんだのですが言わなくてよかったなあ・・・。


酒井さんからは言葉の意味をよく知ることの大切さを教えられましたね。


酒井さんのブログ

酒井英之

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