アンコウ物語

徒然なるままに

我が家の野鳥

2021-02-03 20:46:25 | 野鳥

 

令和もいつの間にか3年目となり、時の移ろいの過ぎゆく早さにいつもながら驚く。

新年ももはや1ヶ月が過ぎて、冬本番となった。我が家の庭には花も少なくなり寂しい

佇まいとなった。花の少ない庭には代わりに野鳥が良くやって来る。野鳥といっても

そんなに多くの種類が来るわけではない。雀、ヒヨドリ、メジロ、ジョウビタキ、

ツグミ、シジュウカラ、野鳩、等がいつも我が家を訪れる。山茶花の木が5本ほどあり、

この時期花が満開である。メジロとヒヨドリがこの山茶花の花の蜜を吸いに来る。

他の鳥は庭に落ちている花の種、木の皮に隠れている虫などを食べに来る。

 

野鳥が水浴びを出来るようセメント製の水盆を置いた。大きさは直径50センチ、

水深4センチ程であるが、雀、メジロ、ヒヨドリなどが頻繁に水浴びに来る。

野鳥は最初、水盆の縁に止まり、まず水を飲み暫くしてからポイと水盆の中に入り

水浴びをする。羽根を何度も震わせて全身に水を掛ける。寒い日は水盆に氷が張り、

昼頃氷の一部が溶けて水溜まりが出来る。その水溜まりに野鳥が入って行く。一部に

氷が張っている水溜まりに入っても野鳥は寒く無いのだろうか。

 

庭には野鳥の為の屋根付きの餌台も置いてあり、ここに残飯や古米を置いている。

雀とヒヨドリが頻繁にやって来て餌を啄んでいる。この庭ではヒヨドリが生態系の

頂点で、先に餌台に来ている雀をヒヨドリが追い散らす。山茶花の花に来ている

メジロもヒヨドリに追い払われる。雀が餌を横取りされないように、餌台に透明

プラスチックの板を、雀は入れるがヒヨドリは入れない高さに四方に取り付けた。

しかし雀は今までと様子が異なる餌台に入って来ない。慣れるまで暫く時間が掛かる

ようだ。暫し、春の訪れまで野鳥観測が続く。