つれづれ

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

金沢八景から称名寺・金沢文庫

2012-01-29 | 野外講座
晴れ

1月28日、小たび横浜探訪シリーズでは、京急本線の金沢八景駅で下車、今は面影は
ありませんが江戸時代に明の僧、心越禅師が故郷の名所になぞらえて金沢の景観を
八編の漢詩に詠んだことから起こったのが、平潟湾に臨む金沢八景の景勝だそうです
※当日配られた馬場先生のプリントの一部を参考にしています。
        1、州崎晴嵐 (洲崎の松並木が風に揺れて音を立てている様子)
2、瀬戸秋月 (瀬戸橋付近から見た仲秋の名月)
        3、小泉夜雨 (大川上流の南岸から手子神社付近の雨の情景)
        4、乙艫帰帆 (乙艫の海岸に漁を終えて帰ってくる帆舟の景色)
       5、称名晩鐘 (称名寺の鐘が洩れてくる様に聞こえる夕暮れ)
      6、平潟落雁 (遠く海の彼方には雁が列をなして落る平潟湾)
       7、野島夕景 (海を隔て房総を望む景勝地野島の漁村の夕景色)
8、内川暮雪 (内川瀬ケ崎方面の夕暮れの雪景色)
そして多くの絵師によって描かれていますが広重の描いた絵が名高い様です。
私達は瀬戸神社、枇杷島神社、洲崎神社、龍華寺などを見学して、(この時
カメラの調子が悪かったのに気づく、やっと調整を済ませて)称名寺に向かう。

住宅街の中の真直ぐの参道の先にある称名寺の惣門(通称赤門)。



参道を進むと称名寺の建築物の中では最も古い表門が左側にある。



重厚で落ち着きのある山門(仁王門)、左右の仁王像は関東地方では
最大の像と云われ県の重要文化財だそうです。この山門をくぐると、



中ノ島の有る池の美しい、称名寺の浄土式庭園に入る。



朱塗りのそり橋を渡り…



左側に鐘楼の架かる梵鐘。(金沢百景の称名晩鐘の地)



正面に入母屋造・桟瓦葺の金堂が建つ。



その左側に不動明王が祀られているお堂がある。



称名寺の境内の西側にある、このトンネルを通るとその先は、神奈川県立金沢文庫です。



北条実時は学問に深い関心をもち多くの文献が収集されている。



金沢文庫から境内に戻り、背景の山を含めて自然との調和の美しい古刹称名寺を後にした。


横浜にある唯一の人工砂丘、長さ1キロの「海の公園」を見てから
「海の公園南口」駅まで歩き、金沢シーサイドラインで帰途に着く。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
金沢八景 (カンナ)
2012-01-29 20:21:30
こんばんは
金沢八景ってそう云う事だったんですか
勉強になりました
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称名寺 (カッちゃん)
2012-01-29 22:06:17
今晩は
カメラ、うまく直せてよかったね、空の色も綺麗だし
称名寺の庭園は絵葉書みたいだよ
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金沢八景 (レモン)
2012-01-29 22:36:00
カンナさんコメント有難うございます。
中国の僧、心越禅師が名付けたと言う金沢八景の漢詩がいいですね
今は開発が進んでその情景を偲ぶ事は出来ませんでしたが
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称名寺 (レモン)
2012-01-29 22:49:36
カッちゃんさんコメント有難うございます。
そそっかしいから、時々あるんですよ、早く気が付いて良かった
時々再生してみる事は大切ねでも称名寺って素晴らしいお寺でしたよ
山門も庭園も金堂も、みんな見応えあった
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