日本艦隊司令部

小説、アニメ、特撮、刑事ドラマ、映画などの語り

沖野誠二

2011-04-08 22:32:19 | オリキャラ紹介
 さて本編に平行してオリキャラ紹介をしたいと思います。

 まずその第1号は輝の同期の親友沖野誠二少佐。

 まずは彼の略歴

 1991年 9月22日生まれ おとめ座 出身地日本 血液型B型

 趣味
 バイク ヘリ 読書
 特技
 空手
 
 自分の一番最初に作ったオリキャラです。イメージは輝の同期の親友。マクロス進宙式に伯父と従姉妹と三人で観光に行きフォールドにまきこまれ後に軍に入隊。ヘリのライセンスを持っておりガウォークによる戦闘を得意とする。マクロス航空隊時代のコードネームはパープルリーダー。伯父は瀬戸基地付近で昼は喫茶店、夜はバーを経営。地元のバイククラブの会長で整備もお手の物。娘のめぐみに整備を教えている。両親を幼くして亡くしており伯父を父親以上に慕っている。バイク好きで伯父のクラブでは二番手の腕前。

 以上が彼の設定です。今後はもっと出番を増やして活躍していただく予定です。本編に輝の同期というのがいなかったのでそういうキャラを目指しました。気に入っていただければ幸いです。

 次回のオリキャラ及び本編は来週中の更新を予定しております。

スーパーロボット レッドバロン

2011-04-08 22:03:57 | 特撮ヒーロー
 さて、今回は久しぶりに特撮ヒーローです。特撮ロボット作品で自分が特に好きな作品はランキングするなら
 第一位「スーパーロボット・レッドバロン」
 第二位「ジャンボーグA」
 第三位「大鉄人ワンセブン」
 第四位「スーパーロボット・マッハバロン」
 第五位「アイアンキング」
 という感じです。よって今後この分野の投稿はこのランキング順を考えております。

 ではまず「レッドバロン」とは
 近未来の日本、科学の大発展はついに巨大ロボットの完成にまで進み、古今東西のロボットを集めた世界ロボット博覧会が開催された。だが各国から出展された巨大ロボット「ビッグバイソン」「ブラックマサイ」、そして日本代表の「飛龍」と開発者の紅健一郎博士がロボット帝国鉄面党の侵略ロボット「トロイホース」によって強奪された。鉄面党の首領デビラー総統は巨大ロボットによる世界征服に各国のロボットを利用しようと考えていたのだ。だが、紅健一郎博士の弟で特別警察部隊「SSI」のメンバーである紅健は兄の残したスーパーロボット「レッドバロン」の唯一のパイロットとなってSSIの仲間松原真理、坂井哲也、堀大作、隊長大郷実、警視庁の熊野警部らと共にデビラー総統の野望に立ち向かうことを決意する。だが、行方不明となっていた健の両親と弟の健三は実はすでにデビラー総統によって殺されており、兄健一郎も健の目の前で爆死した。健の怒りの炎がその名のごとく紅に燃え上がる。そして健の前に奪われた「飛龍」と悪魔の最強ロボ「キングデビラー」が立ちはだかる。
 以上がこの作品の前期ストーリーです。この作品はなんと言ってもロボット同士の大激闘が見所でしょう。そして兄弟や仲間との愛と友情の物語。またロボットだけでなくキャラクターたちと悪の軍団との爆破あり格闘ありのアクションと数々の特撮要素が絡み合った名作といえるでしょう。

反撃艦隊出撃す

2011-04-05 21:25:55 | 第二部 東洋激突編
 遅くなりましてすいません。では第二部をどうぞ

 「反撃艦隊出撃す」

 2012年1月17日午前4時過ぎ。「天龍」は一路フィリピン基地を目指していた。軽巡洋艦「イエローアーク」の火災を消火した後にこれを重巡洋艦「雲仙」に曳航させて手近な香港基地へと向かわせてからフィリピンとの交信が回復し、敵は基地を攻撃した後にシンガポールへ向かったらしいことがわかった。
 この間に艦の主だった指揮官が集められて作戦会議が始まった。
「まずはこのフィリピン基地の情報を収集した後に、合流予定にある第3戦隊と共にシンガポールへ向かうべきです。」
 艦隊指揮官である早瀬未沙中佐はそう言って全員の顔を眺めた。
「何かご意見はありますか?」
「はい。」
 一人の女性が手を上げた。
「どうぞ。日向少佐、ご意見を。」
 スプルーアンス参謀長が護衛巡洋艦「白神」で指揮をとっている日向浅海少佐を指名した。
「本艦の護衛についてです。空母は打たれ弱い兵器です。「雲仙」が香港へ向かい護衛艦は「白神」一隻。合流するのがシンガポールから脱出した第三戦隊の軽巡洋艦4隻に駆逐艦2隻で計7隻の護衛艦隊になりますが敵は空母数隻に多数の護衛艦とおもわれます。これでは不利です。また先の戦闘では敵攻撃隊を我がバルキリー隊が撃退しましたが数に頼られてしまうとなればなお不利です。」
「つまり護衛するにも奇襲を掛けて戦うにしても手駒が少ないと言う事ですね。」
 日向少佐の指摘に未沙が返した。
「そのとおりです。」
 我が意を得たりとばかりに日向少佐は未沙を見据える。
「それなら心配はありません。つい先ほど日本支部から応援として重巡洋艦1隻に駆逐艦3隻、特殊艦1隻がこちらへ向かっているとの事です。」
 室内にどよめきが起こる。
「また東洋艦隊の生き残っている艦がインド洋で再集結しつつあるとの事。よって戦力の持ち直しが行われております。」
 その発言に一同は少し落ち着いたようだ。
 そしてしばらく討議が続き解散となり
「一条少佐、今回のことで少しお話があるので艦長室までご同行を。」
「了解しました。」
 輝がそう返すと未沙は足早に会議室を出た。輝はあとを追っていく。

「なぜ航空隊のロメル・ウォーカー少尉をお咎め無しにしたのです?」
 艦長室につくと真っ先にそう問いただされた。
「場合によっては上官反逆罪などで営巣入りよ。」
「それはやりすぎだろう。たまたまのことだよ。戦場じゃよくある。」
 落ち着いて返す輝であったがさらに未沙は剣幕をまして
「何がよくあることよ!!命に関わることなのよ!!」
 今にも爆発しそうな勢いだ。
「あなたがそんなにまで彼の処分を拒むのならこちらから命令を出します!!軍法会議という手段も充分に・・・」
「未沙!!」
 輝の声が彼女の言葉をさえぎった。
「俺は彼の可能性に賭けてみたいんだ!!あいつには俺や誠二以上の素質があるかもしれない。現に彼は戦闘機で味方機すれすれで敵機を撃ち落したんだ。思わず息を呑んだよ。」
 その時の瞬間を輝は思い出す。
「彼の才能を、育ててみたいんだ!!」
 輝はまっすぐに未沙を見つめていた。
「たのむ未沙、処分は待ってくれ。」
 未沙は顔をうつむかせた。
「・・・あなたに生きていて欲しいの。」
 再び顔を上げた時、その瞳はいつしか強い彼女のものではなくなっていた。
「あなたはそのために死んでも構わないというの!?」
 そこまで心配させてしまったかと輝は少し悔やんだ。
「未沙、俺は死なない。決してもう一人にはしない。おれだって、君と離れ離れにはなりたくない。君に生きていて欲しい!!」
 もうあの時のようなことはごめんだ。輝の脳裏に燃える地球統合軍本部、そして戦場と化したマクロスシティと敵の特攻を受けたマクロスがフラッシュバックする。
「俺は君の前に必ず生きて戻ってくる。そして君を守る!!」
 未沙は一瞬動揺し、再びうつむいた。そして
「一条少佐、ご苦労様でした。少しの時間ですが休憩していてください。」
 涙を見せまいとしているのだろうか。そう思った輝はこう返した。
「司令、休憩の為に紅茶が飲みたいのですが。」
 それを聞くと未沙は輝の胸へと崩れた。

 2時間後、「天龍」は日本支部第3戦隊軽巡洋艦「金剛」「比叡」「榛名」「霧島」と駆逐艦2隻に無事合流した。ここに謎の勢力に対する反撃戦が幕を開ける。後に「2ヶ月海戦」と総称される大海戦の始まりであった。

 続く


 久しぶりですが今回は戦闘ではありません。いよいよ次回より本格的戦闘に突入です。今回のストーリーは第1回戦のエピローグといった感じで執筆しました。場合によっては書き直すかもしれません。

 3週間ほどたちましたが今回の地震でお困りになった方も大勢いらっしゃる事でしょう。どうかお体などお気をつけて下さい。