大和市革新懇のブログ

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東京・下町ツアー^^

2014年11月30日 | 活動報告
昨日は、革新懇主催で「東京下町ツアー」を決行しました

午前中は、作家の早乙女勝元さんが館長をなさっている
東京大空襲・戦災資料館を見学。
1945年3月10日の東京大空襲を体験した方のお話をうかがいました。

空襲が始まっても警報が鳴らず、逃げ出すのが遅れたこと
自宅が燃えると、それを消さないと罰を受けると、必死に消そうと努力したため
焼死したご近所の方のお話や
四方が劫火に囲まれながら、地面にはいつくばって、無我夢中で逃げ惑い
朝になって気がつくと、周りは焼け野原
そして地面のいたるところに黒焦げになった御遺体が散乱していた風景
まさに地獄だったと。

空襲警報が鳴らなかったのは
「深夜に警報を鳴らせば、天皇陛下にも防空壕にお移りいただくご面倒をおかけするから」と躊躇したと言う話や

家の火を消すために、バケツリレーや「火ばたき」と呼ばれたわらで作られた道具だけだったというお話には、あきれるほど短絡的な当時の防災事情をお聴きしました。
また資料館にあった当時の新聞には「焼夷弾は滅多に家には当たらないし、火がついても簡単に消せる」との記事があり、
そうした誤った情報で多くの方が命を落としたのだと腹立たしい思いが募りました。


お話をお聴きしたあと、資料を見ながらも当時の生活や
劫火に見舞われたあとに、溶けて硬貨の塊などに
当時の状況に思いを寄せることが出来ました


お昼には、地元の名物深川めしを堪能

プリップリで肉厚のアサリをタップリと使った炊き込みご飯で
参加者も大満足^^


午後の見学は江東区の「深川江戸資料館」
江戸時代の商家や長屋などが原寸大で再現された資料館で
ボランティアの方の丁寧な説明も受け、とても楽しかったです


様々な工夫がされた当時の生活に驚きもあったり
時代劇で見るものとの違いに感動しました


今回は突然の解散・総選挙などもあり、あまり大勢での参加にはなりませんでした
「戦災資料館」の近くには、東京でも有数の商店街があったり
震災供養の施設など、まだまだ見学したいところはたくさんあります
見学コースの再検討も含めて、また改めて企画したと思いますので
そのときにはぜひみなさんもご参加ください!



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