大和市革新懇のブログ

大和市革新懇という市民団体です
よろしくお願いします

解散は結構な話ではある

2012年11月14日 | 最近思うこと
本日の野田vs安倍党首会談で「今週末16日解散」が事実上決断されたようだ

わが革新懇は、政党支持を一切問わない団体であり、
野田民主、安倍自民はもちろん、他のどの政党も支持・支援するものではない
したがって、総選挙になろうとも私たちの活動事態はなんら変わらない

とはいえ、国政の大きな流れが変わるかもしれない可能性はあるわけだし
しっかりと注視していく所存である


ところで野田首相は解散の条件として
「0増5減」の定数削減だけでなく
比例代表の40削減も挙げている
野田首相曰く「国民に消費税増税という痛みを押付けるのだから
私たち議員も血を流す必要」という趣旨の発言をし
安倍党首も、基本的に協力するとのことだ

これはとんでもないごまかしである。
いやむしろペテンと言うべきだ
比例代表の40削減は、国会議員が血を流すのではなく
国民の声が届かないようになる、民主主義破壊であり独裁への道である
そもそも小選挙区制は少数意見の圧殺であり、
見かけ上の第一党の議席独占へ道を開く
事実、これまでの小選挙区比例代表選挙でも
得票率では30%にすら届かない政党が、圧倒的多数の議席を独占してきた
これで比例代表による議席が少なくなれば、なお一層この差が大きくなる
2割の得票で議席の過半数なんて馬鹿げた事態が生まれるのだ
これが民主主義であろうか

国会議員が血を流すと言うのであるならば
・憲法違反である政党助成金を廃止し、
・賄賂である企業、団体からの政治献金の一切の廃止
・議員特権の見直しと廃止
・議員報酬の大幅削減(生活保護レベルまたは最低賃金で充分である)
etc,etc・・・・・・・・
これらこそ血を流すと言うことであり、これらのことは消費税増税にかかわりなく、何十年も前にやっていてしかるべきものではないだろうか

解散・総選挙は大いにやるべきだ
しかしこれ以上国民の声を聞こうとしない選挙制度に変えることには大反対である

オスプレイに賛成する議員

2012年11月13日 | 最近思うこと
私たちの活動する大和市では、本年9月議会において
「在日米軍への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備及び低空飛行訓練計画の撤回についての陳情書」が賛成12、反対14で否決された

この陳情は、事故が相次いでいるMV22オスプレイの配備及び低空飛行訓練計画の撤回を求めるもの

この陳情が否決とは・・・・・

オスプレイの危険性は明らか。
その低空飛行訓練がどんな被害をもたらすか

この陳情に反対した議員は、オスプレイが厚木に飛来し
訓練することも当然考慮したうえで賛成したのだろう
沖縄など遠くなら良くって、自分たちの頭上はダメなんて戯言は言わないだろうからね

反対した議員は以下の通り
新政ク  二見・井上・青木・中村・小倉・平田・菊池・国兼
     (議長の大谷は採決に参加せず)
大和ク  古木・古谷田・木村
みんな  佐藤・山本
みらい  赤嶺

会派みらいはもう一人は賛成と、会派で分裂している

↓以前のブログでも書いたが
米軍は厚木基地へのオスプレイ飛来を防衛省に通告してきたらしい
早ければ年内にもオスプレイが私たちの頭上を飛ぶこともありえるわけだ

私たちも加盟している「厚木基地周辺住民の会」では
この問題で大木大和市長と懇談したいと連絡したが
大木市長から「微妙な問題なので、特定政治団体とは懇談できない」と拒否された
微妙な問題?
地方自治体にとって住民の生命とくらしを守ることは最重要課題であり
最優先事項のはず。
オスプレイの厚木飛来を許すと言うことは
「日本国の防衛のため」には、市民の生命が危険に晒されてもかまわないということ

そもそもオスプレイは「日本の防衛」には無関係であり、
在日米軍の侵略力を高めるだけだ
そんなもののために、私たちの生命が投げ与えられることが許されるのだろうか

この陳情に賛成した議員連中とともに大木市長にも
地方自治体の役割を理解しているのかどうか
大いに疑問を感じると言わざるを得ない

オスプレイが厚木へ!

2012年11月05日 | 最近思うこと
毎日新聞によると、米軍は厚木基地でのオスプレイ訓練を通告してきたそうだ

これまでも私たちはその危険性が禁じえないと
繰り返し防衛省&外務省へ反対の意思を示してきた。
嘉手納基地と同様、あるいはそれ以上に住宅密集地である
厚木基地周辺。
そこにオスプレイという安全性が全く確認できない機体を持ち込むなど
言語道断だと言わざるを得ない

そもそも厚木基地は、なし崩し的に強化されてきている
P-1という自衛隊ジェット機の配備も、周辺自治体との約束を反故にした形で強行されようとしている
また本年5月には、夜中の2時近くにまで米軍機の訓練が強行された
周辺住民の我慢は限度が超えている

その上、オスプレイの訓練で使用だと?
未亡人製造機とまで言われるオスプレイ
米国内では飛行すらままならない状況であり
ハワイで計画されていた訓練飛行は
周辺住民の反対で取りやめになっている

沖縄での米兵による暴行事件もそうだが
米軍にとって日本は、あいも変わらず「占領地」であり
日本人などヒトとも思っていないのだろう

それに同調し、すりより続ける防衛省の役人や
自民・公明・民主などの政治屋どもに
選挙という鉄槌を下さなければいけませんね

以下、毎日新聞より(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121105-00000045-mai-pol)
<オスプレイ>本土訓練、厚木基地も 米計画に明記

毎日新聞 11月5日(月)15時0分配信
<オスプレイ>本土訓練、厚木基地も 米計画に明記

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備された垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの本土での訓練について、米側が米軍厚木基地(神奈川県)も使用する方針を日本側に伝えていたことが5日、分かった。政府関係者が明らかにした。

【オスプレイ】12月中に本格運用…防衛相が見通し

 本土訓練を巡り、森本敏防衛相は2日の全国知事会の会合で、キャンプ富士(静岡県)、岩国基地(山口県)などを使って今月中に実施すると報告。米側が1日に日本側に伝えた当面の訓練計画で、2基地のほか米軍厚木基地の使用も明記されていたという。

 森本氏が全国知事会で米軍厚木基地の使用に言及しなかったのは、「突然公表すれば、地元の強い反発を招くため、控えたのではないか」(防衛省幹部)との見方が出ている。米側の訓練計画には、3基地以外の他の基地も使用する可能性を示唆する記述もあった。

 オスプレイの本土訓練に対しては、安全性への懸念から、各地で反発が広がっている。米側が沖縄配備を控え、6月に示した環境審査報告書によると、低空飛行訓練は東北、四国、九州など6ルートで、それぞれ約55回ずつ使用すると計画。飛行高度は地上約150メートル以上で、訓練目的は「戦闘任務での進入・脱出を成功させるため」と説明している。【朝日弘行】