大和市革新懇のブログ

大和市革新懇という市民団体です
よろしくお願いします

特別決議ーその2小田博士市議の市議会質問への反論

2016年02月12日 | 活動報告
二つ目の特別決議です。

昨年12月の大和市議会で、小田博士市議が「革新懇は共産党の下部組織」であるかのような質問をし
当革新懇主催の「ライブ&トーク~平和をねがう市民のつどい」への市と教育委員会の後援を問題にしました。
市側の答弁では、後援に問題はないというものでしたが、今後のこともありますので
当革新懇としての考えをまとめました。

今後この決議文は、小田市議の元にお届けし、できれば直接お話をしたいと考えています。




特別決議 小田博士市議への反論~第13回ライブ&トークー平和を願う市民のつどいーへの大和市・同教育委員会の後援取り消し要請に関して~
 私たち大和市革新懇(以下市革新懇)が毎年主催している「ライブ&トーク」~平和を願う市民のつどい~は、大和市と大和市教育委員会の後援をいただきながら開催してきた。この件に関して昨年12月の大和市議会において小田博士市議が事実確認のないまま誤った質問を行っている。小田市議の公式のホームページに記載されている「質問および市の回答」に基づき、以下に市革新懇としての見解を表明する。
 小田市議は、市革新懇は「全国革新懇の下部組織」とか「共産党が主導し、深く関与する政治的団体」と決めつけ(根拠は、共産党を離党した筆坂氏や警官向けの書籍など)、大和市に後援名義の使用承認はするなと迫っている。
日本共産党が、「生活向上・民主主義・平和の共同目標の実現に共同を」と革新懇結成の呼びかけをしたが、市革新懇は特定の政治団体という小田氏の決めつけは、事実に反する。
第1に市革新懇は、「思想信条の違いを超えて、会の目的に賛同する団体・個人で構成します」(会則第3条)とし、市革新懇は、様々な個人・団体が自主的につどい結成され、方針・取組については、会員が自分の頭で考え、自分の足で行動する、自主的自発的な団体である。
第2に会員の「思想信条・政党支持」は自由であり、小田氏が指摘するような「特定の政党や宗教を支持する」ことはない。実際、革新懇会員には共産党を支持する人や、民主党や自民党など他の政党を支持する人もいる。
 
また小田市議は今回のライブ&トークで上映された「ザ・思いやり」の予告編だけを見て「この映画がバランスの取れた内容だとは思えない」と結論付けている。この映画は米軍に対する思いやり予算の実際の使われ方を一つひとつ明らかにし、観る者に考えていただくものであり、特定の考え方を押し付けるものではない。市議が問題にしている松元ヒロ氏の出演シーンも全体のごく一部でしかない。予告編だけを観て映画の全体を評価すること自体、真摯な批判であるとは思えない。
 昨年4月の県知事選挙で岡本氏を推薦した件についても問題にしているが、岡本 一氏は無所属の候補者であり、特定の政党からの立候補ではなく、多くの民主団体などが支持・支援したものである。これまで市革新懇は政党間選挙である国政・地方選挙で、特定政党の候補を応援したことはなく、今後もその立場は変わらない。
 地方自治体は、国民主権・基本的人権・平和主義の根本原則を持つ日本国憲法の順守を基に、地方自治を進めるものであり、小田市議の主張するあいまいな「政治的な中立性」を基に、市政に介入し、市民の自主的活動や表現・思想の自由の侵害、民主主義を抑圧する行為は断じて許されるものではない。強く抗議するものである。         以上

2016.2.7 大和市革新懇第14回総会

特別決議ーその1甘利大臣辞任問題

2016年02月12日 | 活動報告
7日に行われた当革新懇の第14回総会で決議された特別決議です

本日、甘利大和事務所に決議をお届けしようと連絡したのですが、
今回の問題では、地元事務所は一切説明できないし、受け取りもできないとのこと
東京の事務所に連絡しろと言われました。

当革新懇では、秘書の方なりに直接手渡ししたかったのですが、
受け取り拒否ということのようですので、
東京事務所と地元大和事務所に郵送します。



特別決議

衆議院議員 甘利 明殿~本当のことを明らかにしてください!  
 甘利さん、あんまりではありませんか。
私たちは神奈川13区に住む有権者として、衆議院議員選挙の投票をしてきました。誰が当選しても、その方が第13区の代表として私心なく国政に全力をあげて取り組んで下さると信じていました。
あなたは安倍内閣の中枢の一人と言われ、「アベノミクス」「TPP交渉」の司令塔とも報じられる程、まさに重要な立場にいました。そのあなたが、いよいよTPP協定の署名が行われるという今になって、突然の大臣辞任です。

同じ企業から大臣室と地元事務所で2回も現金を50万円ずつ受け取ったとか、事務所で秘書が500万円受け取り、内300万円はひきだしに入れておいて、「秘書」がいつの間にか全部使ってしまったとか(この秘書は横領罪にならないのか?)、甘利さんとその秘書に渡された金額は、報道によると1200万円を超えると言われています。
甘利氏は、政治的な支援者が寄付したかのように言っていますが、都市再生機構(UR)から道路建設による損害を補償してもらうための甘利事務所の「口利き」のあと、URの保障額の2億2千万円を原資とした、見返りだと企業側は言っています。政治資金報告書にはその一部しか記載されていません。何やら巨額の金が動き、その一部だけ表に出ているようです。

私達庶民からすれば、甘利さんが内ポケットに入れたと言われる50万円というのはかなりの金額です。それがもらったかどうかもわからなかった。(最初の甘利氏会見)
300万円については秘書が誘惑に負けて使ってしまった、これだけの説明で終わりに出来るほど、金の動きは軽いものなのでしょうか。最も襟を正さねばならぬ政治家のあり方としては怖ろしいほど無責任ではありませんか。昔から「李下に冠を正さず」と申します。もし言われるような巨額な金銭が受け渡しされているなら、もっぱら秘書のせいだけにするのではなく、その全貌を自らの責任で明らかにし、国会議員を辞して、政党助成金なども返納すべきではありませんか。
私どもは、甘利さんが国会議員の誇りを取り戻して、13区の有権者の前に真実を明らかにし、「さすが甘利 明だ」と言われるような誠実で潔い態度をおとりになるよう切に希望いたしております。大和市民、神奈川13区の有権者の名誉にかけて、ご決断される事を切望いたします。

               2016・2・7  大和市革新懇第14回総会


第14回総会記念講演会

2016年02月09日 | 活動報告


 桜丘学習センターで65名の参加で行われた今年の総会記念講演会は、元法政大学教授で先に行われた八王子市長選挙で候補者として大奮闘した五十嵐仁先生。テーマは「対決安倍政治―暴走政治阻止のために」でした。

 五十嵐先生は、戦争法と憲法をめぐる対決を、多面的に分析。現段階を「平和主義の危機・立憲主義の危機・民主主義の危機」であり、「国民主権が形骸化し、災害やテロをダシにした改憲論まで」と評価、解説しました。そのもとですでに戦争法が様々な形で顕在化していると警告し、その背景に米国の要請と財界の思惑があり、小選挙区制による「多数決の皮をかぶった事実上の少数決」があると指摘しました。一方で60年・70年安保闘争に匹敵する「15年安保闘争」が国民各層で繰り広げられたと指摘、シールズやママの会に代表されるような新しい活動と従来からの運動がしっかり手を結び、大きな共同の輪を広げつつあることを評価しました。そこではSNSなど従来のチラシなどとは異なるつながりが広がっていることが重要で、それがかつての安保闘争とは違いたたかいが全国各地で広がることにつながったとしました。またご自身の八王子市長選のたたかいにも言及され、幅広い共同があったこと、そのきっかけが「NOWAR八王子」の運動にあり、もっと早く取り組めていれば、もっとたたかいになったはずと反省も含めて縦横に語っていただきました。先生はさらに戦争法廃止をめざす連合政府の樹立に向けて、安倍政権の強さと弱さがあるとし、経済を前面に出しているが今の日本経済は大企業は空前の大儲けをしている一方で、国民は疲弊しきっている。「一億総活躍」というが、今の日本の問題は格差是正であり、本来の政治の役割はここにあるとしました。甘利大臣の辞任に現れた「政治と金」の問題は安倍内閣の他の閣僚にも出てきており、安倍内閣は決して盤石ではないとしました。

 そして安倍内閣を本当に倒すために「野党共闘」がカギとし、中央での働きかけとともに地方での地元民主議員・候補者への働きかけが大切だと訴えられました。中国の国共合作や薩長同盟など歴史的にも「野党共闘」が時代を動かしたことは数多いと指摘しました。
そのために一人一人の国民が政治を知り、学び、発言し行動する「市民」になること、できるところでできることを、気軽に軽やかにふらりと参加する運動をと訴えられました。

≪参加者の感想より≫
〇マスコミより口コミ。いろいろな団体との交流。先生のお話が面白く、わかりやすい
(50代男性Sさん)
〇大変聴きやすく、分かり易かった。論理的にも比較的平易な言葉で新旧のニュースを織り交ぜていたので、多くの方が理解されたと思います。     (60代男性Kさん)
〇とても面白かった。なぜ~かはっきり言ってくれたので良かったと思います。
(80代男性Tさん)
〇よく聞き取りやすいお声で、笑いもあり分かり易かった    (70代女性Iさん)
〇マスコミで取り上げられない話が聞けたことが良かった。大いに役立った。仲間に伝えたい。                           (80代男性Aさん)
〇講演の後たっぷりと質疑時間があったのはよかった      (70代男性Bさん)
 


第14回総会が開かれました

2016年02月09日 | 活動報告
 桜丘学習センターで行われた総会は、例年より多い35人の参加で開催されました。

 総会では、来賓の県革新懇代表世話人の鹿子木徹さんからご挨拶をいただきました。
 鹿子木さんは、五十嵐先生の講演を受け「八王子のたたかいは、これからの活動のモデルでもある」とし、ご自身が事務局長をなさっている茅ヶ崎の活動にも触れていただきました。そして共闘の中心にはどこでも革新懇がいること、地域の声をすいあげてお互いに頑張っていこうとお話しくださいました。

 引き続いて岸事務局長から昨年の活動の経過報告、事務局から財政報告、今期の方針が提起され、参加者の討論が行われました。

 Yさんは厚木基地爆音期成同盟の活動にも触れながら、共闘の意義をお話しいただき、革新懇ともども会員増を、若返りを図っていきたいと決意をいただきました。

 Sさんは土建でのアスベスト裁判の経過を報告。京都での裁判で初めて国と企業の責任が認められたこと、一方で企業側の対応に変化がなく、さらに運動を広げていく決意が語られ署名運動などへの協力を要請されました。

 Iさんからは、2000万人署名の到達点について、集約が十分でない、もっと共同行動の会でもリアルに到達点をつかむ努力して、全体を励ましてほしいと要望がありました。

 Sさんはいちょう団地での経験を報告、全戸配布された2000万署名がほとんど捨てられていなかったこと、訪問活動した日に留守だった方などから「送ったよ」という方や、わざわざ届けていただいているなどの経験が話されました。

 総会では、共同行動の会の今後の予定が話され、6万枚の地域全戸作戦などが訴えられ、共同行動の先頭に革新懇が立っていこうと決意を固めあいました。参加者は全員一致で総括・会計報告・方針を採択しました。また新役員体制が確認されました。

 その後、甘利大臣辞任問題と小田博士市議の謀略質問への反論の二つの特別決議を採択し閉会しました。
 当日3人の入会申し込みがありました。昨年は革新懇創立以来の目標であった100名の会員を実現しました。総会では150名の会員組織を目指そうと決意しました。