大和市革新懇のブログ

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厚木基地で訓練するな!

2015年04月30日 | 活動報告
 いっせい地方選挙が終わりましたが、そのなかで驚いたことがあります。
 選挙中に配布される選挙公報。大和市議は36人が立候補したのですが、そのうち厚木基地の爆音問題にふれているのは、わずか13人。あとの23人は一切ふれていないんです。しかもふれている13人の中には、基地との共存と書いている人を含めてこの数字なんです。
 
 基地周辺に住む人にとっては、大和で暮らしていく上で一番の大問題なのが、米軍機による昼夜を問わない爆音であり、米軍機による部品落下や墜落という生命すら危ぶまれる状況のはず。卑しくもその大和の市議に立候補しようと言うのなら、この問題にどういう立場で臨もうというのかはっきりさせるべきではないでしょうか。




 そんな状況だからでしょう。またまたこんな通告が出されました。
 4月28日、在日米軍司令部から、5月5日(火)から5月15日(金)、11時から翌03時まで、硫黄島において空母ジョージ・ワシントン艦載機の着陸訓練を実施する予定であるとの通知がありました。
 また、「なお、硫黄島における天候等の事情により、所要の訓練を実施できない場合には、厚木基地において5月11日(月)から5月15日(金)の10時から22時まで訓練を実施する」との通告も同時にされました。

 とんでもありません!
 厚木基地で訓練をしないというのは、米空母が横須賀を母港化する際、絶対に行なわないと約束したことです。しかもその当時より厚木基地周辺の人口密度は急激に増えており、厚木基地周辺には250万人もの人が住んでいるのです。
 米国の国内法では軍滑走路の延長線上5キロには、人が集まるような商店や工場などを作ることは出来ません。飛行機の離発着時には、先日の広島空港でのアジアナ航空の事故のように事故がもっとも起こりやすく、万が一の事故があっても一般人に被害が及ばないようにするためです。
 日本の法律ではこのような安全性を考慮したものはありません。そのため滑走路の延長線上には子ども達が遊ぶ公園や学校や工場、住宅地が広がっています。
 
 そうした基地での訓練は絶対に許すことは出来ません。連休中ではありますが、米軍に対し「どのような事情があっても厚木での訓練はやるな」、「深夜に及ぶ離発着は一切行なうな」の申し入れをしていきたいと思います。



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