大和市革新懇のブログ

大和市革新懇という市民団体です
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核空母いらない!集団的自衛権反対横須賀集会2014

2014年09月23日 | 活動報告
今年も原子力空母いらない横須賀集会が21日に開かれ
大和からも大勢で参加してきました


集会では原子力空母の母港化に反対する横須賀市民の方や労組の方などの挨拶の後
オスプレイ来るなと厚木基地周辺住民の会代表世話人も挨拶しました。


その後集会参加者は、横須賀米軍基地の正門前などを通りながらデモ行進しました。



そもそも原子力空母は2基もの大型原子炉を積んでいます
ここ数年の情況を見ると、この空母が年間に180日以上、つまり半年も横須賀に居座っています
この原子力空母、寄港中は原子炉を停止し、外部電源で冷却しています
外部電源は海抜5mほどのところに発電所が設けられ、そこから電力を供給されています
この情況、本当に安全なんでしょうか?
横須賀港は、あの東日本大震災の際にも数mの海面上昇・下降が観測されています。
あの日はたまたま空母は外洋に出ていたために影響はありませんでしたが、
もし寄港中なら・・・・・・・。

また横須賀周辺は今後30年以内に巨大地震に襲われる危険があると発表されており、東京湾を震源とする地震も考えられます
そんな地震が原子力空母寄港中に起こり、津波が押し寄せたら・・・・
外部電源を失った原子力空母の原子炉がどうなるか
フクシマを経験した現在では、かなり危険な情況になると想像できます

しかし、日本政府も米軍もそんな危険性はない、なぜなら軍の原子炉はいまだに事故を起こしたことはないからだと強弁、原子力事故を想定した避難訓練すら行なわれていません。
万が一、横須賀でフクシマのような事故が起きてしまったら、どうなるでしょうか
首都圏全体に放射能がばらまかれることにもなりかねません


原子力空母は、厚木基地周辺に爆音と落下物や墜落と言う生命の危険をもたらしている艦載機の母艦です

そしてイラク戦争など、各地で行われた侵略戦争に出撃し、無辜の住民の頭上に爆弾の雨を降らせてきました。
その訓練がわたしたちの頭上で行なわれているのです
日本の防衛に役立たないだけでなく、国際法的には米国の敵国全てに出撃基地への攻撃の口実すら与えています。
一日も早く世界で唯一の海外母港を返上し、米国へとお帰りいただくしかありません

館野鉄工所米軍機墜落事故から50年

2014年09月13日 | 活動報告
今日9月13日、館野鉄工所墜落事故50周年慰霊祭が行なわれた
会場には100人を越える参列者が集まり、
事故被害者とその救済運動を続けてきた多くの仲間に黙祷をささげた。


式典には遺族の方も参加され、涙ながらに当時の情況をお話いただいた

館野鉄工所に米軍機が墜落したのは、1964年9月8日午前10時58分ごろのこと
厚木基地を離陸した米空母艦載機F8Cクルセイダーは、離陸直後からエンジントラブルを起こし、上空でパイロットは脱出。自由落下状態となった艦載機は小学校上空を通過し、館野鉄工所に突っ込み大炎上した。
この大惨事で鉄工所の従業員など5人が亡くなり、3人が大怪我をおったそうだ。



1964年といえば、前回の東京五輪が行われた年。
その開会式の一月前にこの惨事は起きたわけだ。
あれから50年が経ち、6年後には再び東京で五輪が行なわれるという
その間、日本も国際情勢も大きく変わった。
経済力と言う点でも、日本は世界有数の経済力を蓄えている

しかし米軍機をめぐる情況は、50年前と何も変わっていない
毎年のように米軍機は部品落下事故や墜落事故を繰り返している
さらに設計上の不具合を抱えたままのFA18スーパーホーネットや
開発以来、事故を繰り返し未亡人製造機の異名を持つオスプレイまで
わたしたちの頭上を、館野鉄工所跡地の上を
我が物顔で飛行し続けている





50年まえの大惨事後の葬儀の日、米基地司令官も葬儀の席に出てきたそうだ
しかし葬儀の間も、米軍機は頭上を飛行し続けていたそうだ。
遺族の少年(当時)は、小さなこぶしで司令官を叩きながら「お兄ちゃんを返せ」と泣いたそうだ。
こんな悲惨な事故は絶対に繰り返してはいけない
そのためには住宅密集地にある厚木基地の全面返還しかない

被害にあわれた方々のご冥福をお祈りします



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第12回ライブ&トーク ~平和を願う市民のつどい

2014年09月12日 | 今後の予定
毎年恒例となっております
大和市革新懇主催のライブ&トーク
今年で12回目となりました

今年は
10月19日(日)午後2時~ 大和市の林間学習センターで行ないます。入場料は大人500円、学生300円です。
(大和市・大和市教育委員会後援)

ライブは、南町たんぽぽ団というアマチュアながら会場全体を盛り上げてくれるポップスグループのみなさんにお願いしました
当日は埼玉から駆けつけてくれます

そして今年のトークは元NHKのディレクター戸崎賢二さん
「NHKを考える・公共放送と政治」というテーマで語ってもらいます

NHKの経営委員会にあの会長が就任して以来、NHKの放送がドンドンおかしくなっています
会長は「政府の政策と反対のことを放送するわけにはいかない」と語る人物
その周りには、あの戦争を侵略戦争だったと認めようとしない人物が固めています
その影響は様々な形で放送に現れているようで、ある調査によれば、NHKの夜9時のニュース番組で
国民的には様々な意見のある問題を取り上げる際、放送時間の9割は政府見解を宣伝し、反対意見は取り上げないか、たとえ取り上げてもほんの一言しか放送しないというようなことも起きています
会長は「放送内容に自分の個人的な見解を押し付けない」としていますが
放送を作る現場では、会長の意向を汲み取って、自主的にそういう内容になる
そんな事態が起きています

いま、ネットを含めて言いたいことが言えない、政府見解と違うようなことは言いにくい雰囲気が作られているのではないでしょうか
NHKの朝の連続ドラマをご覧になっている方も多いでしょう
あのドラマでも戦前の放送が政府(軍)の広報機関と成り下がり、
国民全体が戦争に反対できない、むしろ戦争を喜ぶかのような雰囲気が作られたことが描かれていました。
いま、それと同じことがおき始めているような気さえします。


戸崎さんたちは、NHKOBの立場から、今の放送がいかに危険か、発言し始めています。
日本のジャーナリズムは元々欧州などと違い、権力に迎合してきた歴史があります
日常的にも記者クラブという形で政府発表を垂れ流すだけ、記者が自分の足でニュースを多面的に捕らえることが少ないのが現状です
そんなときだからこそ、元NHKディレクターの戸崎さんのお話をぜひ多くの方に聞いていただきたいと、今回の企画を立てました。
お近くの方はぜひお時間をとって、ご参加ください



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