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開国博「Y150」 赤レンガ広場に出展してきました。

2009-06-02 15:01:24 | やまなし観光情報(その他)
横浜で現在開催されている今年最大級のイベントをご存知でしょうか?

開国博「Y150」といいまして、1859年(安政6年)の開国・開港から150周年を迎える横浜で、開催されているイベントです。みなとみらい地区を中心としたメイン会場「ベイサイドエリア」、横浜駅周辺から山下・山手地区の「マザーポートエリア」、自然豊かなズーラシア近隣に広がる「ヒルサイドエリア」などで開催されています。

開国博Y150
この赤レンガ広場の開国・開港の街 都市交流広場にて、5/25~31までの1週間、山梨県の観光、物産のPRを行ってきました。観光パンフレットの配布、ワイン、絹織物、野菜・果物等の販売のほか鎧武者が登場してのじゃんけん大会や、県産品が当たる抽選会などを行い多くの方にご来場いただきました。
山梨ブースにお立ち寄りいただきました方々、どうもありがとうございました。


さて、みなさん、山梨と横浜の「つながり」をご存知でしょうか?
1859年に開港した横浜港は、良質な日本の生糸を欧米諸国へ輸出する一大国際貿易港としての役割を担っていました。とりわけ、幕末から明治にかけては、日本の主要な輸出品である蚕種や生糸類はほぼ全量が横浜港から輸出されていたといわれています。ここ甲斐の国 山梨県で生産された繭等も横浜港から世界に輸出されていきました。そんな絹の道のつながりがあるのです。今回の赤レンガ広場前でのイベントも、そんなご縁から山梨県も出展させていただきました。

もうひとつは「水」です。
神奈川県との県境に位置する道志村は降雨量が多く、豊かな森林に育まれた水質は極めて良好で、世界の船乗りから「赤道を越えても腐らない水」と賞賛されたなど、とても優れた水源地です。道志村の総面積の36%が、横浜市の水源涵養林となっています。その歴史は古く、横浜市が大正5年、「横浜水道の源泉を守る100年の体系を樹立すべく」山梨県から山林約2800ヘクタールを取得したときから始まります。平成16年には横浜市と道志村との間に「友好・交流に関する協定書」が締結され、市民・村民間で活発な交流が行われています。
横浜市道志村との友好交流
当日、山梨ブースを訪れた多くの横浜市民の方からも、道志村のパンフレットを手に取り「横浜市の水源なんですよねぇ。」などと声をかけていただきました。

さて、赤レンガ広場での観光と物産展は終了いたしましたが、6/29(月)から1週間赤レンガ倉庫1号館内で、山梨県の「絹の道」特別展示が行われますので、ぜひ、足をお運びください。
            
KOM