山口建設

社長の独り言

全国職人作品展示会場

2010年07月21日 08時53分25秒 | 日記
時々、デパートに足を運びます。
いつも覗く場所は常設で全国職人作品の展示をしている会場と
デパチカの食料館ですね。
上官と2人の生活ですので、2人分の材料を買うとなれば割高になるのと、
上官も経理の仕事をしてますので、時間と体力を考えると、時には、
デパチカの食料を選びながら自宅で食べることに楽しみにしてます。

又、父親からの遺伝子がどこかに残ってます。
父親は昔 札幌の狸工小路で戦後まもなくおかずやをしてました。
道幅、3メータの両側に並んだ長屋形式の商店街の一角で商売をしてました。
家族は、小さな子供が立ち上がれば頭がぶつかる光の入らない屋根裏での
子供時代の生活。
いつも、店先からお客を呼び込む父の声が聞こえました。
そんな中での子供時代ですので、デパチカでの食料品めぐりはなんだか
昔の風景が思い出されます。

今回の全国職人作品の会場には四季の風物であるちょうちん、風鈴などが
ウインドウに飾られてました。

風鈴も手のひらサイズの大きな物もあり、色彩豊かな絵柄が描かれてました。
どのような思い出職人さんは作ったのでしょうか。

又、竹細工で作ったかごも展示されてます。
竹の表面の皮をはいで、それを又長い紐上に編みこみ作り上げた手提げのかご。
本当に細かい手作業に感心いたします。、

そして驚いたのは下駄の下に書かれた絵柄。
あの下駄に絵を描く発想はどこから生まれたのでしょう。

足を乗せてしまえば絵は見えません。
下駄を脱ぐと現れる絵に、周りの人はビックリデスね。
粋な心が人の気持ちを豊かにさせます。

こんな常設の展示館がTOBUデパートの1階にあります。
時間がありましたら一度覗いてください。

帰るときはきっと心豊かになり作品を作り上げた職人さんの顔が想像できます。


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