山口建設

社長の独り言

大工が現場から道具を引き上げる

2009年11月22日 10時24分54秒 | 日記
      第3回  言ってはいけない言葉が職人の口から出ました。

誰でも、自分が住んでいる建物は大事にしてます。

その建物を長生きするための工事です。収納の棚が左右傾いてるのは 既存の壁が源因であるとプロの大工から言われたときのお客様の気持ちはどうなんでしょうか。
本当に、お客様の気持ちを逆出る言葉です。
職人だから、言葉をうまく伝えられない等とは言い訳にもなりません。

さまざまな要因を乗り越えて完成するのが我々の仕事です。

お客様の気持ちを考えずに仕事はうまくはかどりません。
まして、リフォームはお客様が現在住んでおられる住宅を施工するわけですから。
毎日、お客様とお顔を見ながら、会話しながらの仕事です。

サービス業ですね

その言葉から、大きなトラブルに発展。

そうなると、お客様も毎日のご自宅での工事で神経が疲れ果ててますから、色々な
事がどっと出てきました。
その結果、先生の方に連絡が入り、両者の間で苦労いたしましたが、大工が現場から道具を引き上げる事態になりました。
そのような現場を他の職人は引き受けることはほとんどありません。
弊社の大工棟梁も小生の頼みに顔を立てに振りませんでした。

まして、遠い現場ですので、効率が良くはありません。
おまけに、引渡しの期限が目の前に迫ってます。
時間がありません。

棟梁の仕事の予定は年内一杯です。
その仕事の一部をキャンセルしての他人の後始末。

誰でも、嫌がるのが当たり前です。

ここから、小生と棟梁の交渉が始まりました。

続きは明日。