ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

「不完全燃焼」のお散歩だったが、ただじゃ帰らないのだ(20220307)

2022年03月08日 | 辺野古・大浦湾

2022年3月7日(月)曇のち雨 辺野古へ。

 昨日7日は、6日の報告に時間が掛かった。調べものを伴うと時間が掛かる。翌7日は愛犬たちと、辺野古へお散歩。視界が悪い曇。撮影には、不向きなレベル。しかしすごすごと帰ってきたわけではない。

辺野古川河口対岸。昨日行った辺野古と比べたら、この時間は満潮に近い。潮の干満の大きさに震える。9:09

9:09 あれはなんだろう。波を全身に被りながら植物が生えている。

私は恐る恐るこの左側の岩の上を越え、濡れずに済んだ。愛犬たちは、ポンポン飛び跳ねていく。Yさんは長靴がある。9:13

私も長靴の新品を買わなければ。

豊原側に向かったところで、別件が飛び込んできた。私は30分余り対応。歩きながら、こころは別世界へ。全然嬉しくない別世界だ。

だったもので、Yさんから「今日は不完全燃焼だったでしょう」と、言われてしまった。確かに、そのとおり。

帰途に新基地建設現場の護岸を見る。

中ではコンクリートの注入が行われている。外側の囲い部分だろう。K-4護岸側からこちら側に移ってきたようだ。

工事をやめろ! 9:46

しかしすごすごと帰ってきた訳でもない。私の意地。

辺野古川河口に戻ってきた。

9:54 あれだけ海水を浴びても大丈夫なのだ。不思議なのはあの一角だけに生えている。長径2mほど。生物って不思議。

ということで何枚か撮った。

9:55 長さ10cmほど。イネ科植物だろう。

波にもめげず。9:55 がんばってねと応援している私。

帰宅後調べてみた。「海岸植物の本」(屋比久荘実著 アクアコーラル企画刊)をみたら、ソレナシバのようだ。ネットを色々見て確認。どうして耐塩性が高いのかの研究論文を発見。植物生理学的、生化学的研究だから私には難しすぎるが。

私は凄いね、がんばっているねとしか思わないところを研究する学者たち。

ついでに昨日の同じ場所をあげておこう。

3月6日12:43 先ほど濡れずに渡ったと書いたすぐ脇。

3月6日12:46 ソレナシバ。潮が引いているとこうだ。海辺の変化はおもしろい。

だから、うっかりすると危険だということをお忘れなく。

【参考】

3月6日の大浦湾楚久の満潮 8:28 干潮 14:35

3月7日の同     満潮 8:54 干潮 15:11

両日とも中潮でした。

なお、那覇と大浦湾(楚久)は約50分ずれています。那覇が約50分遅い。多くの沖縄島にあるカレンダーは那覇港の時間が記載されています。

私もお勉強になりました。



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