ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】【補足訂正】ブルービーチでアイアン・フィスト24の一端を見たかったが(20240315ー➁)

2024年03月28日 | キャンプハンセン・ブルービーチ

2024年3月15日(金)晴れ

日米共同演習アイアン・フィスト24は、3月17日までだが、実質今日で終わりだろう。ひとまず行ってみる。

77番バスを「喜瀬武原入り口」で下りる。8時40分頃。

キャンプハンセンのゲート前。8:47

第1ゲートが金武インターに接続する形でできたので、こちらは静かなものだ。

ところで、“SPEED HUMP“とは何? 分かる人は居ますか? 教えてください。

辞書を引くと、「猫背」とか「らくだのこぶ」とあるのだが、意味不明。米軍用語なのだろう。

広げて見ると、こう。8:47

米軍基地入り口の大半はこうだ。激突されても被害を防止できるようにブロックが置かれている。まっすぐに入れず、ジグザグに走るしかない。

さきのHUMPもこの関連だと思うのだ。らくだのこぶがあるから、ゆっくり走れよなのかな。米軍が使う英語は特殊なのか?

国道329を登ってきた海兵隊の統合軽戦術車両2台。屋根の上は銃座。奥は金武大橋。8:51

私はここからブルービーチ演習場へ右折。

のんびり歩いていたら、水陸機動団本部付の車両が猛スピードで追い越していった。9:01

出遅れて、こんな写真になってしまった。

ブルービーチ演習場ゲート前。9:44

水陸機動団施設中隊のトラックだ。外で兵隊がスマホで電話しているようだ。

奥からLCAC(エルキャック)の音が聞えてくる。いるんだ!

河口に出る。

10:01 何やら17.8人か。水陸機動団の隊員とLCACの海上自衛隊の隊員だ。打ち合わせ中のようだ。

10:08 もう1隻のLCACが来た。

LCはLanding Craft(上陸揚舟艇)ACはAir Cushioned ということでLCAC。

上陸していた奴が出る。水しぶきを横に吹いている。10:09

反転する。10:09 推進力は後方の大きなプロペラで。前方にある小さなプロペラで自由自在に回転する。

しかし水と言わず、塵と言わず吹き飛ばしてくれる。下手に後方にいたらエライ目に遭うのだ。

10:11 すれ違う。いつものことだが、爆音は凄い。

10:11 この波しぶき。プロペラの推進力とクッションの弾力性が波しぶきをあげているのだろう。

私はカメラに当たらないように最善の努力を強いられる。

あっという間に上陸。 2103号。 10:12

大きさは長さ26.8m、幅14.3m 速力50kt。積載能力約50トン。

海上自衛隊はこれを6隻持っている。

10:12 何やら動く。態勢を整えるのか。

一旦、海に出て左に移動した。10:12

素早く動くのだが、動きは大雑把。車両を下ろしたり、引き上げるためには、やはり安全な位置がある。そこを整えたのだろう。

10:14 これらの車両を引き上げるようだ。

私は11日から13日石垣島に行っていたので、肝心な演習のタイミングを見ていない。もう演習は終わりのようだ。

10:17 

隊員は皆、武装している。真ん中の隊員が持っているのは、ちょいとデカイ。89ミリロケット発射筒と思われる。M20改4型だろう。対戦車榴弾を撃つものだ。10:18

水陸機動団は、海上から乗り上げ、「島嶼奪還作戦」を行なう主力部隊だ。敵に占領された後に来るのだ。だから政府・防衛省は、島民を「避難させろ」と言う。邪魔だから。しかしそんな戦闘が行なわれたら、島は荒れ果てる。牛や馬などの家畜などはどうなるのか?

そもそも島を奪い合う戦争をやめるべし。米日政権は、中国が武力で台湾を「解放」するとか言っているが、「1つの中国」が維持されれば、そんな可能性はない。武力(演習)で対立を煽ることをやめるべきだ。まっ先に酷い目に遭うのは琉球諸島・沖縄なのだ。

 

横から見る。車両の上と右横に英語でair inlets と書かれており、空気取り入れ口があるようだ。LCACの上部に着いている回転用プロペラのためのようだ。その下にDO NOT BLOOKとある。「塞ぐな」だ。10:25

英語で書かれているのは、もともとこのボディーは米国製だから。

米国製の機材を使えば、自衛官も英語を覚えるしかないと言うことか(冗談)。

出発。10:49

またきた。2105番。11:06

上がる。11:07

2015に救急車を上げる。11:13

11:15 上がります。

11:19 こちらでは9名が固まっている。見ているだけでは暇だよね。

11:35 銃をもっているが、最後の打ち合わせ? ご苦労様か。

最後まで地上に残った人たち。白と灰色のヘルメットは海上自衛隊。青のマダラも海上自衛隊。11:50

12:09 LCACがでる。

12:09 

12:10 これで最後か。

13:04 漁船が待機中。LCACが動いている間は、立ち入り禁止だろう。

水陸機動団の大型トラックだ。13:09

トラックが来たかと思えば掃除部隊だ。13:48

28人も居る。ここでの演習は終わりのようだ。

P-8米国海軍対潜哨戒機が東に飛ぶ。13:57

どうするかな。15時前に帰ろう。

ゲート前。お掃除部隊が帰る。14:20

私の読み通りの結果になった。

14:43 水陸機動団第1水陸機動連隊第2中隊。戻っていく。忘れ物でもしたか。

今日の野営の当番か。

私は帰る。

今回は米軍との共同作戦を見ることはなかった。他日にやったのだろう。

今回のメインは沖永良部島だろう。そこを見るべきだな。

今回は半端な観察になってしまった。また輸送艦(ドッグ型揚陸艦)「くにさき」も見ないままだった。

しかし回数が重なるから見ない態度は誤りだ。これからも私は、その変化に留意しながら見続けていきたい。

 

 



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