ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

9月3日の朝の雑感(20230903)

2023年09月03日 | 沖縄暮らし

2023年9月3日(日)晴れ 晴れてきた。いや、日の出が6時過ぎだから、6時に外を見ると、臼ぼんやりしていただけだ。

 先週は大事をとって何処にも行かなかった。正解だった。8月25日、左胸が痛み、心配になって医者に行ったので、肺炎は治癒していることが分かった。肋間神経痛ではないと思っていた。重いレンズを構えるなどしたからだろう。カメラの支えはどうしても左側になる。日頃の構えのせいか、左肘、左脇腹がしっくりくる。右側でできないことはないだろうが、シャッターを押すのは右手の人差し指だ。左手人差し指でもできるのだろうが、やったことがない。左胸の痛みは消えている。

 ただし、先週は物忘れというか、一般名詞が思い出せなくて困った。頭が飛んでいたのだ。外に出て、具体的にあれこれやっていないと、忘れる。何しろ7月の2週間あまり、病のため、夢と現をさまよい、具体的な世界から離れていた。忘れると言うよりも無縁となった。この間に、つれからアイスクリームが送られてきたり、縁ある人から報告書が送られてきた。前者は食べればいいだけだが、味覚を刺激し、後者は、苦戦したが、読了した。自分が可能な物を手にして、やっていく。そうしないと様々なことがスルーしていってしまう。

 頭のリハビリを考えたのだが、どうしたらいいのかわからなかった。ようやっと分かってきた。実在する物(認識)を頭の中に丁寧に入れ直し、整理していくことだ。まだまだ時間が掛るだろう。

 心のリハビリは、やはり現場からか。穏やかなのも、激しいのも。動物を撮り、残照を撮り。嘉手納基地のあれこれも撮った。基地ガイドもやった。なんとかなった。嫌な物はさわりたくない。それでもやらなければならないのが現実だ。クールに正面から。何事にも対話的手法を取り入れたい。そして問題点を整理していく。

 一人でも、葛藤できる、議論できるもう一人を頭に据え、育ててておかないとならない。思い込みを防げるし、戒めることができる。正しい判断ができる。一人で切れない。

 昨日、政府の「防衛計画大綱」を、2010年、13年、18年と読み直した。安倍晋三がやりたかったことの一端が分かった。彼の頭は「日米同盟」にあり。この極端なものが「安保3文書」になったのだろう。①2010年防衛計画大綱、➁13年大綱、③18年大綱、④「安保3文書」とステップアップしてきたのだ。その核心は、2014年「集団的自衛権」の解釈改憲であり、15年の「日米軍事指針(ガイドライン)」だ。前者は日本国憲法の枠組みから離脱し、軍事と政治を行政権の中に突っ込んだ。立憲主義は破壊された。

 こうした流れを抑えない限り、この国は戦争に向かっていくだろう。軍事の暴走を止めない限り、まともな社会を観ることはできないだろう。やれやれだ。さてどうしていけばいいのだろうか?!



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