ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

何でだろう(20230515)

2023年05月15日 | 沖縄暮らし

 おはようございます。昨夜帰ってきて、ブログを見ると、やたらと石木ダム関連(長崎県)の報告が読まれていた。2021年の記事だ。今更だが、改めて読んでいただけるのは、大変ありがたい。さらに「3人寄っても、なかなか文殊の知恵とはいかない」も。3人をテーマに、過去の失敗談と、当時(2年前)の苦闘を描いていた。

 今は3人がある意味、日常に戻り、可能性はでてきた。全てはこれからだ。昨夜は、私とYさんが受け入れる形で、懇親会が開かれた。平和行進参加の皆さん15名が名護によってくださった。これは辺野古テント村時代の遺産かと思っていたが、どうもそうではないことがわかった。2018年に彼らの集会に二人して講師として呼んでいただいたとき以来という。なかなかの大集会で、私は驚ろかされたのだ。これが縁ならば、「遺産」だなどとネガティブに考える必要はない。自信を持っていいようだ。

 平和行進を歩くことから得た感想を皆さん縷々語っていたが、若い人たちに伝わっていくことを望みたい。15名中半分は若い人たちの印象だった。若いときはどうしてもいろいろなことに関心を抱くので、彼らが「沖縄全て」になることはないだろう。私は2度話したが、2度目に私がこれまでに行った47都道府県の内、2番目か3番目かに多いのが(いや、冷静に考えれば2番目)皆さんの県だと話し、皆さんの地元にも忘れては成らない歴史を抱えていることを大切にしてねと話した。足下を掘らない、連帯運動などありえない。

 どこの都道府県にも足下を掘れば、忘れてはならない過去が封印されているはずだ。記念館のような形で顕在化できている地域は、運動が研究が蓄積されており、入りやすい。今改めて軍事態勢が敷かれつつある中で、過去事だと歴史の暗闇に封印されてきたことを表に出していく努力を各地でやっていくべきだろう。沖縄も同じであり、今も過去も結びながら、隠されてしまった問題を明らかにしていきたい。

 この続きはまたあとで。



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