ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

土日に考える写真論(20210529)

2021年05月29日 | 写真論

 おはようございます。今朝は8時まで寝ていました。撮影に出でると疲れます。撮影はこの社会と自分発見の機会です。沖縄に住み始めて、7~8年目ですが、漸く旅人目線を住人目線に切り替えることができました。未だ発展途上ですが。難しいものですね。

 旅人はどうしても移動者です。点から点への線上しか描けません。感動的であっても浅くなる。住人は面を常に意識して描く。あたりまえにあるものを改めて探し出す。これは今後の課題ですが、文化的視点を掘り下げることも可能な限り課題にしていきたい。

 基地の島沖縄を撮るのは、当たり前に埋め込まれてきた「当たり前」を引き剥がすことも課題です。今度の「視点」展に出した作品(「オキナワ『ブルービーチ』演習場」)は、その第一作品です。

 7月には那覇市議選があります。「『伝える』立場から、『変える』立場へ」立候補する人が居ます。市議選レベルだと、外(名護)から行くと、なかなか違いが分からず、撮影は右往左往するのですが、下調べをきっちりしておけば、おもしろくできるかもです。

 6月には旅人として取材計画があり、こっちの準備を急がなければなりません。下調べにやりすぎはないので、いくらでもやりたいと思います。問題は消化不良状態を、ひとまず形にできるまであげることです。仮説を確認していく作業は、非芸術的な行為ですが、必要不可欠な行為です。

 先ほどは一枚プリントして、課題を掘り下げました。良い写真が撮れるときは、現場で確認しながらやるんですが、まだまだ。撮るときはザックを下に置いて撮る。上半身に力が入っていると、柔軟な頭と敏捷な身体が削がれます。基本ですが、基本に忠実にやりましょう。  

 

  

 

 



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