ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】「森」が角張っていく第4ゲート周辺(20221028-①)

2022年10月29日 | 辺野古・大浦湾

2022年10月28日(金)曇り時々小雨、時に晴れ 暖かい。二見入り口から歩き出す。10時40分頃。南東へ第4ゲートまで約2400m。

私は歩道のある左(大浦湾)側を歩く。随時右側に渡る。

この木、不思議な変色。このパターン、何枚もあった。10:39

大浦湾側へのバイパス入り口右側。

辺野古残土置き場。10月31日までだ。新基地建設関連のはず。10:43

この残土の山だ。10:44

開発があると言うことは、開発した場所と残土置き場の2カ所の森が壊されるのだ。

巨木(高さ20mほど)マクマオウがあった。上を見たら、これ。蔓植物だ。先端に葉が下がっている。11:00

送電線地中化工事現場。ここは工事していない。軍用車両が通過。11:02

11時頃約20台のトラック通過。やけに早いと思ったのだが、第4ゲートに入る奴だったようだ。積み荷なしだった。

標識を見る。11:04 管路敷設工事は令和9年=2027年までだ。しかし前の標識には2023年3月までとある。この違いは?

その答えは簡単。管路敷設工事は23年3月までだが、既設鉄塔撤去工事に27年3月までかかる見込みなのだろう。

鉄塔を撤去する意味は、米軍のため。軍事(低空飛行)演習をがんがんやるためだ。

私はこう断言しておく。

こうした森の上をオスプレイやCH-53大型ヘリが飛ぶのだ。11:19

3カ所目の送電線地中化工事現場。掘削中だ。この機械は動いている。11:23

出ました。右側がキャンプシュワブの弾薬庫側。左が先の地中化工事現場。11:25

奴らはどこまで森を木々をいたぶるのだろうか。

前の写真のすぐ下。作業員3名が打ち合わせ。黄のヘルメットが現場監督だろう。真ん中の濃紺は警備員。11:26

新たにフェンスが張られた。森を壊したのだ。丸見えになる。

やや(30m)降りて撮影。奥域約20mが剥がされた。11:27

重機と管路。直径約15cm。ゴロゴロと置かれている。11:29

テイケイのガードマンのお通りだ。11:30

私はゆっくり歩いている(撮影時を除き)。

森が叩き潰されて、緑に偽装されている。フェンス越し。11:31

11:32 こうだ。

こう。同じ場所をややワイドで撮る。木々と、積み上げられた枯れ木と、偽装の緑。11:32

左の赤の標識は国道329の「カーブ注意」。夜間、ライトが当たると、ピカーと光る。

森が潰されて、4段に。整地されて角張っていく。11:34

11:35 「整地」進行中。森が壊され、木々が潰されたのだ。生物が死滅され、乾燥し、大地の熱がどれだけ上がっていくことか! 地球の温暖化とは炭素が増えることではないのだ。こうした自然生態系を破壊することで起きていく。

第4ゲート。この正面の森も壊滅。11:36

後ろを振り向けばこうだ。あっちでもこっちでも重機が唸り、牙をむく。11:38

第4ゲート前。ガードマンと重機。11:41

鞍部の工事現場。重機が唸る。掘削した土砂をダンプに積んでる。11:41

見上げれば、荒涼としている。この国の仕業だ。

以前は森にブラインドされていた弾薬庫(左上の白っぽいところ)が見える。11:43

大浦湾が見えている。長島だ。土砂積み上げの作業はやっていない。台風対策で避難している。11:43

対岸は安部崎、安部オール島。大浦湾だ。ここから安部崎までジャスト5km。

左手前の「道」も新設された。森が「道」になったのだ。11:44

振り向けばこう。11:46

反対車線のガードレール奥に新設されたフェンスにこうある。「この仮設安全策に物を取り付けたり、貼り付ける等の行為を禁止する。このような行為があった場合、沖縄防衛局が撤去・保管します。立入禁止」。11:51

「仮設安全策」だと?! ガードレールを塞ぎ、入れないようにしながら「仮設安全策」。基地建設工事の「安全」しか考えていないのだ。軍事の「安全」という絶対矛盾か。これは「公共事業」ではない。「公軍」事業だね。

失礼ながら、裸地にガードマンが似合う。11:53

第4ゲートは弾薬庫(白い壁)脇だ。11:54

寒々しい光景だ。

さて、こうした工事=自然破壊は何のために行われているのだろうか? ここが問題なのだ。

 

 

 

 

 

 



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