ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

とんでもないニュースが入ってきたー那覇軍港で第31海兵遠征部隊が訓練(20220207)

2022年02月07日 | 米軍/自衛隊

琉球新法、2022年2月7日10:34発のニュース。「米軍、那覇軍港でオスプレイなどを使った人道支援訓練を実施、8日から13日」とのタイトルの記事だ。

 これは昨年11月に、那覇軍港からオスプレイを米国に・米国から運ぶことがあり、この時初めてオスプレイがこの場所から離発着した。この「実績」をベースに海兵隊の拡大使用するというのだ。

 この周辺は西約2kmに那覇空港があり、東・北・南は那覇の町並みが広がっている。東に約1.5kmに県庁がある。当日の風向にもよるが、那覇空港の離発着にも影響が出かねない。

 訓練概要は、第31海兵遠征部隊の約250名が参加し、「人道支援や非戦闘員の避難」などを訓練するという。それに普天間基地所属のMV-22オスプレイやCH-53ヘリを使い、陸軍の輸送艇が使われるという。

 海兵隊員250名が参加に、乗員も含まれているとしても、戦闘員は200名余りだろう。この訓練が強行されると、オスプレイ等数機(日あたり)を飛ばすことになるはずだ。普天間基地(宜野湾市)ーキャンプ・ハンセン(金武町など)-那覇軍港(那覇市)の間を飛ぶことになる。また、輸送艇はホワイトビーチ(うるま市)ー那覇軍港ーレッドビーチ(金武町)などを使うのだろう。

 「人道支援」を名目としているが、これは那覇軍港で第31海兵遠征部隊とオスプレイ等を使う初めての訓練だからの懐柔策だろう。「非戦闘員の避難」とは、大噴火などによる避難もありうるが、軍事衝突後の米国民間人を本国に向けて脱出させる訓練だろう。人道を冠したところで「???」なのだ。

 如何に平和的な訓練だとしても、市街地での訓練となり、危険性を伴う。米軍の横暴な那覇軍港・那覇の空の使用を許してはならない。



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