ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

満月まつり、断片(20231029-➁)

2023年10月30日 | 辺野古・大浦湾

2023年10月29日(日)晴れ ➁ 満月 瀬嵩区

私は瀬嵩のおやまから瀬嵩の浜に向かう。

18時から「満月まつり」が始まる。4年ぶりの開催だとか。「ホープスポット」に指定された事を受けた企画だそうだ。

その「希望の海」の所以を東恩納琢磨さんが説明してくれた。

単に自然の素晴らしさのみならず、地域の文化に根ざした視点もあるのだと。「満月まつり」は20回目だという。

玉城デニー知事からもメッセージが届き、読み上げられたいていた。

18:06 大浦湾には埋め立ての為のデッキパージが固定されている。

満月が出てきた。18:14

18:16 うっかり、大望遠を持ってこなかった。三脚もないのだ。浜に座り込んで撮る。

舞台では演奏が始まっている。私は静かに聴いている。

18:16 月の光には勝てないものだ。

18:21 灯は汀間からカヌチャリゾートの灯だ。

18:23 吉川秀樹さんがホープスポットについて解説。

18:39 月が上がっていく。地球が回っていると考えると、不思議だ。

人間は、お互いに「満遍なく」という考えをもたねばなるまい。独り占めだ、武力で平和だという発想を超えたいものだ。

18:58 いよいよフラが始まる。祈りを捧げる。

今年の華は男の子たち。高校生、大学生ぐらいの3名。

「個人と集団」を考えると、撮る触手が動かなかった。

歌/祈りも、動きも魅力的だ。

衆議院議員に繰り上げ当選したばかりの屋良朝博さん。はりきっていました。19:30

海兵隊が沖縄にこんなにいる論拠はないという。それはそうなのだが、そこを沖縄の民衆が、ヤマトの民衆が考えて、如何に怒りを煮えたぎらせていくのかが問われている。武力侵攻があちこちで起きている中で、私たちは「軍隊による平和」を如何に考えるのか。

この後、Kさんの手話と、唄/三線のユニットがあった。唄者はお医者さんになるようだ。軍隊をもたないコスタリカに2ヶ月行ってきたと言い、平和のあり方を考えている。若者が考えはじめているのだ。Kさんは最後に手話で「平和」を示してくれた。片手を水平に流して、両手を組むと「平和」。

Kさんは「海は見えていますか」のWさんと姉妹だ。

知念良吉の歌が始まった。

ここらで私の最終バスは通過していく時間(20:32)だ。最後までいよう。

トリは海勢頭豊さん。20:49 彼はこのコンサートに、最初から付き合ってくれている。

20:51 満月と大浦湾と、ジュゴンに関わる歌を随分作っているようだ。

みちささん。歌もタンバリンも響き渡る。20:52

バイオリンの愛さんも参加していたのだが、動きが大きすぎて、ボケボケになってしまった。ごめんなさい。

終了は21時だった。二見入り口の手前で、最終バスは通過していった。残念!

これからの満月まつりがどうなるかはともかく、地域・文化・非暴力を基礎に、「武力による平和」という大嘘を超えていきたい。



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