ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】新たな水陸両用装甲車が那覇軍港から運び込まれているとの情報!!(20240701)

2024年07月01日 | 米軍/自衛隊

 昨夕、友から情報が入ってきた。2024年6月29日23時頃、ある人が国道58号の交差点で不審な車両と遭遇したという。写真付。それは何かと言うことだったが、彼女なりに答えたようだ。新しいACV(水陸両用装甲車)だ。これが大型トレーラーに積み込まれて運ばれていく図。4台・4両だという。私が見ても、これは大正解だろう。

 米国海兵隊は、長年、AAV7を使ってきたが、2年ほど前に、米国本国での事故により、使用を見合わせてきた。このAAV7は、キャタピラで走る兵員輸送装甲車だ。12.5ミリ機関銃と、擲弾銃を装備していた。擲弾とは、手榴弾ならぬ、ガンで面的な制圧を可能とする武器。沖縄ではキャンプシュワブの戦闘強襲大隊が使ってきた。

 今度のACVは8輪の装輪装甲車だ。タイヤで走る。従来のものより、小型で軽く、水中作戦が優れているようだ。小型・軽量化は、これからのEABO作戦に不可欠な要素だ。EABO作戦は、敵陣にミサイル等を撃っては逃げ、撃っては逃げる作戦だから、これを支援する戦闘強襲大隊の行動も必要に即して迅速に運び、移動することになるだろう。まだそうした戦術展開の詳細は明らかではないが、小回りのきく設計になった事は間違いないだろう。

 今朝(2024年7月1日)の沖縄タイムスが、これを丁度報じた。在沖の「第3海兵遠征軍は、30日、米軍那覇軍港で新型の水陸両用戦闘車(ACV)を29日受け取ったと発表した。(中略)数日にかけて名護市のキャンプ・シュワブに輸送するという」。

 新たな武器が沖縄にもちこまれたことは、大変好ましくないことだ。ひとまず、キャンプ・シュワブ(沖)やブルービーチ(沖)でこの走行訓練が繰り返され、海上での訓練も始まるだろう。7月28日から米日共同演習「RD(レゾリュート/ドラゴン)24」も始まり、これに投入されるだろう。沖縄島が出撃拠点になり、与那国島・石垣島(八重山)・宮古島等を戦場とする訓練だ。

 私達は、RD訓練反対を皮切りに、きな臭い動きを敏感に感じ取り、戦争を止めることをもっともっと前に押し出していこう。大国は武力での対抗をやめよ! しまんちゅを巻き込むな! 日本政府はいつまで米国政府の下僕であり続けるのか?!許せない。許さない!

 



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