ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

2023年10月24日朝、那覇空港で見たUSー2救難飛行艇は何故那覇に来ていたのか(20231104)

2023年11月04日 | 那覇空港・那覇基地

 2023年10月24日(火)朝、私は那覇空港に居た。石垣島に向かうためだった。7時30分頃、機体は動き出した。運良く私は窓側の席だった。駐機場から自衛隊の格納庫脇を通る。第1滑走路の南(糸満市)側に向かう。海上自衛隊のP3-Cが駐機している先に、ここでは見慣れぬ機体が1機いた。

 ここで、私はこれを見たのは初めてだ! 

この写真は2023年10月6日15:29 

岩国基地脇から撮ったものだ。

これが那覇基地に駐機していたのだ。

救難飛行艇である。第31航空群第71航空隊(岩国基地)の機体である。全長33m、全幅33.2m。飛行艇であり、海上に降着し、飛行する。巡航速度約260kt(約480km/h)。撃墜されたり、破壊されたり、事故ったりした機材を捜索し、人を救助するためであろう。

 私はこの時なんで来ているのかと考えた。RD(レゾリュート・ドラゴン)の演習では考えにくい。頭をかしげていた。それはこれだった。「海上幕僚監部 2023年10月27日付け」「日米共同訓練(RESCUE FLAG OKINAWA)」だ。「沖縄海域での救助訓練」ということだろう。

 本文にこうある。「海上自衛隊は、日米同盟の抑止力・対処力を強化すべく、航空自衛隊とともに、次の通り米空軍と共同訓練を実施しました」とあり、期間は「2023年10月23日~10月27日」、訓練海域は与那国島東方、宮古島東方及び沖縄本島南方。

参加兵力 ①海上自衛隊:US-2(これ)➁航空自衛隊:U-125A(救難捜索機)、UH-60J(ヘリ)、③米空軍:MC-130J(特殊作戦機),HH-60G(救助ヘリ)

訓練項目 捜索救助訓練

 

 RDとダブル日程で、空からの捜索救難だけなのだ。航空戦での捜索救助のようだ。要するに、日米両軍は沖縄南方から与那国島東方にかけての戦闘を想定しており、あながちRDとは無縁でないどころか、密接に重なっているようだ。

 今、偶々、ネットで海上自衛隊岩国基地をみたら、やりましたとあった! 戦争のための人助けに自己満足してたら終わるぞ! 「散華」などと言ってだな。bodys は魚の餌になるだけだ。

 

 

 

 

 

 

 



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